茨城大学で社会人の「学び直し」を体験!
-茨城県経営者協会水戸地区支部主催のリカレント教育見学会

 茨城大学で7月15日、茨城県経営者協会水戸地区支部主催の社会人リカレント教育プログラム体験見学会が開かれました。会員約30人が参加し、教育プログラムの説明や模擬講座を受講したほか、学内を見学しました。

模擬講座の様子

 同支部は、企業を取り巻く環境の変化を踏まえ、今後重要となるリカレント教育の活用を探る機会として、今回の見学会を企画。
 主催者あいさつで、同支部長の幡谷史朗茨城トヨタ自動車株式会社代表取締役社長は「リカレント教育は会社に勤めながらスキルアップできるだけでなく、新たな気付きを促してくれる」と意義を話しました。過去にリカレント教育プログラムを受講し、現役大学生との感覚の違いを実感した社員もいたと言い、「この見学会を通じて、人材育成における気付きを各社に持ち帰って欲しい。経営者協会としても今後受講を推進していきたい。」と呼び掛けました。
 見学会には、同会長の笹島律夫株式会社常陽銀行取締役会長も参加しました。

あいさつをする幡谷支部長
幡谷支部長

 続いて、茨城大学社会連携センターの高橋修センター長が、茨城大学が提供するリカレント教育プログラムについて説明しました。これまでのカスタムコースに加え、9月から専門コースを開講することを報告。専門コースは「サステイナビリティ学」「アントレプレナーシップ」の2分野あり、いずれも10年後を見据えた次世代人材の育成と、新しい価値観を作り出す力の養成を目指しています。

リカレント教育プログラムの説明をする高橋センター長
高橋センター長

 模擬講座は、同センターの間中健介講師が担当しました。テーマは「イノベーションスピードの変化と企業に求められる事業変革、その変革を成し遂げるための人材教育について」です。間中講師は「経営を担っている皆さまにとって身近で実践的な内容をお話できれば」と話し、経営者の責務や産業界の動向、経済・経営の理論などを紹介しました。

模擬講座をする間中講師
間中講師

 受講後、一行は移動し、スチューデントサクセスセンター(SSC)と図書館を見学しました。

SSCを見学する茨城県経営者協会水戸地区支部の皆さん
図書館展示室を見学する茨城県経営者協会水戸地区支部の皆さん

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