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学部概要

工学部の特色を教えてください。
  茨城大学工学部は、全国の国立大学工学部の中でもその規模は比較的大きく、5つの学科で工学分野のほとんどをカバーしています。工学部のキャンパスは日立市にあり、日立グループへのインターンシップ、共同研究といった交流も盛んであり、工学が根付いた場所に立地しているのが特色です。気候も温暖で学修に集中できる環境が特色です。
  カリキュラムの内容と方法は各専門分野の国際標準に準拠しています。すべての大学が国際的に通用するレベルの教育を実施しているとは限りません。茨城大学工学部では、2017年度までの旧いカリキュラムについて国際的なワシントン協定に準拠した日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けていました。2018年度からの新しいカリキュラムについても、最初の卒業生を送り出す時点で同様の認定を受けるように準備しています。
工学部では何が学べますか?
  工学部は、我々の生活環境にあるモノや仕組みを作るために必要な技術や知識を学ぶところです。大学初年度は基盤教育科目、数学や物理の基礎科目を学び、徐々に専門科目を学んでいきます。 専門科目は学科ごとに異なりますので、詳細は「茨城大学工学部パンフレット」や工学部の受験生応援ウェブサイトをご覧ください。

関連するウェブサイト: 茨城大学工学部受験生応援サイト


卒業研究や大学院での研究については、大学院の研究紹介をご覧ください。

関連するウェブサイト: 茨城大学大学院理工学研究科-教員一覧

卒業生の就職先を教えてください。
  卒業生の多くは大学院へ進学します。大学院で修士の学位を得た後は大手民間企業へ就職します。就職率は大卒、大学院卒ともにほぼ100%です。特に大学院卒の場合は、70%近い学生が「社員1000人以上の大企業」へ就職しています。そのほかにも、官公庁や地方自治体などにも勤めており、就職先の選択は多岐に渡ります。詳細は「茨城大学工学部パンフレット」や工学部ウェブサイトをご覧ください。

関連するウェブサイト: 茨城大学工学部-進学・就職状況

取得できる資格を教えてください。
  卒業すると、学士(工学)の学位が授与されます。さらに教員職員免許法で定められた科目を履修すると、すべての学科で高等学校教諭一種免許状(工業)が取得できます。 詳細は茨城大学工学部ホームページ「取得可能な資格」をご覧ください。

関連するウェブサイト: 茨城大学工学部-取得可能な資格


  また、学科の多くはJABEE(日本技術者教育認定制度)認定を受けています。これにより卒業時には技術士(国家試験)の第一次試験が免除されます。
  ユニークな事例として、都市システム工学科の建築デザインプログラムは一級建築士への最短パスとなっています。大学4年間で所定の科目・単位を修得して卒業すると、一級建築士の受験資格が得られます。本学建築デザインプログラムの大学院2年間のカリキュラムは、企業等における2年間の実務経験と同等以上であると国土交通省から認定されていますので、大学院在学中に一級建築士の国家試験に合格すれば、大学院を修了すると同時に一級建築士として免許登録されます。
  その他にも、多くの学生さんが在学中に各専門分野で身につけた実力によって様々な専門分野の認定試験に合格しています。
各学科にある「プログラム」について教えてください。
  プログラムは、高度な知識・技術を学ぶ専門分野に対応して設置してあります。都市システム工学科では2年生になるときに、他の学科では3年生になるときに、自分が進むプログラムを選択します。
理学部と工学部の違いを教えてください。
  理学部は、高校の理科の延長線上に展開され「真理の探究」に重きを置いています。一方、工学部は、高校の理科を土台として「社会に役立つ新技術の開発」に重きを置いている学部です。
大学院に進学したほうが就職には有利ですか?
  現在、国立大学理系学生の60%以上は大学院に進学しています。大学院で磨かれるプレゼン能力や論理的思考の経験は、企業から高い評価を得ていますので大学院進学をお勧めします。工学部では学部4年間に大学院博士前期課程の2年間を加えた、6年一貫教育に基づいたカリキュラムにより、大学院へスムーズに進学できる環境が整っています。
大学に入った後も英語は必要でしょうか?
  4年生になると、卒業研究に着手し、海外論文を調査するときに英語が必要となります。また、大学院生になると海外の学会で発表する場合もあります。また、最近は多くの企業がTOEICを社員に受けさせ、就職活動でもそのスコアが重要視されつつあります。茨城大学工学部では英語教育にも力を入れており、大学に入ってからでも英語力を伸ばせるような授業が豊富にあり、授業以外にもイングリッシュラボ、英語なんでも相談室等を開設し、英語に関してどのようなことでも無料で相談できるしっかりしたサポート体制を作っています。
フレックスコースについて教えてください。
  機械システム工学科のフレックスコースは、昼夜開講で自由度の高いカリキュラムで運営される新しいタイプの教育プログラムです。科目は主として夜間に開講されますが、専門分野のプログラムへ進むと昼間に開講する科目も履修できます。学費が半額のため、自宅外生でも仕送りなし(学生寮, 奨学金,アルバイト)で自活している学生が多数います。
学費はどのくらいかかりますか?
  茨城大学の工学部4年間と大学院2年間を合わせた6年間の学費は、約340万円です。これは、私立理系大学4年間だけの平均学費500万円を下回ります。年間の生活費 (自宅通学の場合約40万円, アパート住まいの場合約100万円)を考慮しても、国立大学の工学部で大学院へ進学することがお得です。私学での4年間の学費で大学院までの6年間の学費が賄えることになります。大学院では年間約100万円の無利子奨学金(日本学生支援機構)を受給することもできます。

入試

工学部に入るにはどのような勉強をしたらよいですか?
  国語と英語は、言葉による論理的な思考と表現のために大切です。数学は記号を用いた論理的な思考と表現のために大切です。工学部は、自然現象を利用して社会に役立つ新技術を開発しますので、理科を好きでよく勉強していると、未来が明るくなります。探究学習での取り組みもあると、さらに明るい将来につながります。
工学部に入るにはどのような入試がありますか?
1年次に入学するには、一般選抜, 学校推薦型選抜, 総合型選抜があります。詳細および最新情報は、下記をご覧ください。

関連するウェブサイト: 茨城大学工学部-学部入試


3年次への編入学試験(推薦と一般)もあります。詳細および最新情報は、下記をご覧ください。

関連するウェブサイト: 茨城大学工学部-3年次編入学試験

一般選抜の個別学力検査等について詳しく教えてください。
  全ての学科で基本的に同じ配点となっています。数学(数Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B) と英語は共通です。発展的な学力が求められる理系科目の内訳は、学科ごとに少しずつ異なります。自らの得意科目と興味関心に合わせて志願先の学科を選び、共通テスト及び個別学力検査等の傾斜配点(高いほうを2倍あるいは3倍すること)で得意科目の得点が増幅されることを有利に活用していただきたいと考えています。物質科学工学科と情報工学科に関しては、個別学力検査等の理科について、物理の他に化学と生物も選択可能です。

一般選抜では以下の観点で評価します:
  1. 共通テストでみる基礎学力を重視: 共通テスト得点の配点割合を重視しています。入学者に求められる主たる要件として、 高校で学ぶ基礎学力を身につけていることを要請するためです。
  2. 共通テストでも理系科目を重視: 共通テストの数学と理科を傾斜配点(高いほうを2倍あるいは3倍すること)しています。
  3. 個別試験でも理系科目を重視: 前期日程には数学・理科・英語、後期日程には数学・英語の個別試験を課しています。
    基礎学力に加えて、理系の得意分野に関心をもち、発展的な学力を身につけていることを要請するためです。英語の個別試験は、選択肢の単純な選択では測れない英語の本質的な基礎学力を確認するためです。
  4. 英語資格・検定試験で個別試験英語の点数を確保できます: 個別試験の英語の得点に、英語資格・検定試験のスコアの換算点を併用しています。出願時にスコア証明書(写)を提出しておくと、その換算点と試験結果の得点のうち、高いほうが最終的な個別試験英語の得点となります(個別試験英語の受験は必要です)。
  5. 主体性の評価は自己申告によるチェックシートと調査書によります: 出願時のチェックシートにおいて、最も熱心に学びに向き合ったことを1つ選び、自己評価を申告してください。その際に、調査書を併せて提出してください。

詳細は、入学者選抜要項又は学生募集要項をご覧ください。

関連するウェブサイト: 募集要項・選抜要項

総合型選抜について詳しく教えてください。
  1. 建築設計に強い関心をもつ生徒向けに、都市システム工学科の建築デザインプログラムでの勉学に強い意欲をもった生徒を対象としています。
  2. 志望理由書や活動報告書に基づくプレゼンテーションなどを通じて丁寧に才能を見極めます。数理的な問題についての小論文で、基礎学力がしっかりしていることを確認します。
  3. 活動報告書に記載する建築デザインに関する活動には、探究学習、自由研究、芸術分野の作品制作などに加えて、自己アピールできることと建築との関係をまとめたものも含まれます。
  4. 英語資格・検定試験の換算表でCEFRのA2以上に相当するスコアを有していることは必要です。
  5. 総合型選抜での都市システム工学科への入学者は、建築デザインプログラムを優先的に選択できます。(都市システム工学科の社会基盤デザインプログラムでの勉学を志望する生徒は、学校推薦型または一般選抜で出願してください。)

詳細は、入学者選抜要項又は学生募集要項をご覧ください。

関連するウェブサイト: 募集要項・選抜要項

学校推薦型選抜について詳しく教えてください。
  1. 学業成績・学習意欲・人物がともに優れている生徒を校長先生の責任でご推薦ください。一般推薦には人数制限はありません。専門高校推薦は1校から1学科へ1名です。
  2. 一般推薦では、調査書の評定平均値に関する出願要件(4.0以上)に該当しなくとも、茨城大学一般選抜の個別学力検査等に合格できる程度以上の学力を有すると校長先生が判断された生徒をご推薦いただけます。
  3. 英語資格検定試験の換算表で50点以上に相当するスコアを有していることは必要です。また、高校での履修科目(一般推薦では数学と理科,専門高校推薦では数学)に関する出願要件があります。
  4. 面接において学習意欲・人物を評価し、小論文において数学と理科に関する基礎学力を基にした 思考力・判断力・表現力を確認します。
*都市システム工学科の学校推薦型選抜は、社会基盤デザインプログラムでの勉学に強い意欲をもった生徒を対象としています。(都市システム工学科の建築デザインプログラムでの勉学を志望する生徒は、総合型選抜または一般選抜で出願してください。)

詳細は、入学者選抜要項又は学生募集要項をご覧ください。

関連するウェブサイト: 募集要項・選抜要項

学校推薦型選抜の面接ではどのようなことが聞かれますか?
  入学者選抜要項に記載のとおり、以下の項目をみるための質問をし、お答えに応じて、面接を進めていきます:
  • 志望する工学科に関わる課題に対する関心と学修意欲
  • 様々な課題を解決していくための基礎的な思考力・判断力・表現力
  • 主体性を持って多様な人々と協働して活動した経験,あるいはそのような活動をしたいという意欲