水戸市民会館での卒業式・入学式開催にあわせて水戸の中心市街地の施設や店舗で展開する茨城大学のイベントウィーク「まちのイバダイ」。昨年に続き今年も開催しています(4月3日まで)。
レポート第1弾は3月24日~26日に行われたイベントを写真とともにご紹介!
3/24(火) 平和学カフェ in 水戸芸術館高校生ウィーク
水戸芸術館現代美術ギャラリー内で行われている「高校生ウィーク」というイベントの会場内では、「平和学カフェ」と題したミニワークショップを開催。国際政治学が専門で、「平和学」という科目も担当している人文社会科学部の蓮井誠一郎教授のナビゲートのもと、参加者みんなで語りました。
蓮井教授はまず簡単に自己紹介をした後、参加者のみなさんに「みなさんにとって『平和』とはどんな状態?」と問い、 手元の画用紙に書いて発表してもらいました。「友達とたわいもない話をしているとき」「おいしいごはんが食べられるとき」「自由があること」「実家の猫をなでている時」など…いろいろな意見が出てきます。
続いて蓮井教授による「平和学」レクチャー。
「世界で使われる『平和』という言葉には、社会の正義を実現しようという能動的なニュアンスから、個人の心の平静のイメージまで、実は幅があります」と説明。一方「平和学」では、「暴力がない状態」という定義があり、見えづらい構造的な暴力も含めて、それらをなくすための行動は「すべて平和のための活動ともいえる」と述べました。
最後は「暴力を止めるためのアクション」をそれぞれ発表。「人とよく話して互いを理解し合うこと」「傾聴」「介護」「他者の権利や財産を身勝手に奪う搾取を行わず、相手を尊重した行動をとり、それを仕組み化すること」…私たちが日常的に行っている、あるいは行うことができるような平和のための活動はたくさんありそうです。
3/25(水) 茨城大学説明会 in まちのイバダイ
3月25日は水戸市民会館で「茨城大学説明会」を開催。アドミッションセンター副センター長・渡邊政美特命教授による茨大での学びについての紹介のあと、在学生と高校生による座談会が行いました。
座談会では、高校生から「受験で落ちてしまったらどうしよう」と受験に対する不安が寄せられると、「不安を色々な人と話した方がいい」「まず志望校を1本に絞れているのがすごい」など先輩ならではのアドバイスが送られました。また、「模試の判定で一喜一憂してしまう」「数学のおすすめの勉強法は?」「どうやって勉強したら良い?」など次々と悩みや質問が寄せられました。
最後には、参加した高校生、大学生双方が互いに拍手を送りあい、終始和やかな雰囲気のままイベントは終了しました。
3/26(木) イバダイ科学ワークショップ
翌3月26日も水戸市民会館でイベント。この日は小学生向けの「イバダイ科学ワークショップ」です。
企画した茨城大学ダイバーシティ推進室では、多様な研究者が活躍できる環境を実現すべく、教職員のライフイベントのサポートや女性研究者を増やすための啓発活動などを行っています。小さいころからジェンダーにかかわらず科学に親しみを持ってもらいたいと、このイベントを企画しました。
茨城大学物理交流サークル「解き拓く葦」の学生たちの全面協力のもと、小学生の皆さんが、大学生のお兄さん、お姉さんと一緒に偏光レンズを使った万華鏡作りに挑戦しました。
紙コップと偏光板、セロハンテープ等を使って万華鏡を作っていきます。自分だけのオリジナル万華鏡、どんなものが出来るかワクワクしながら作業を進めていきます。
完成品を覗いてみると…きれいな模様が見えた!大成功です。
子供たちも保護者の方も一緒になって、不思議な世界を一覗き込んでいました。
大学生による仕組みの解説や、模型を使った実演にも参加者のみなさんは興味深く耳を傾けている様子でした。身近なものである「光」にもたくさんの不思議があります。偏光板の仕組みについても詳しく解説してくれました。
学生たちのサポートもあり、終始あたたかい雰囲気でワークショップは終了しました。
参加してくださったみなさん、そしてご協力いただいた物理交流サークル「解き拓く葦」のみなさん、ありがとうございました!