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【まちのイバダイ2026】3/30、4/2フォトレポート
サステナ食堂&演奏とおしゃべりで楽しむクラシック音楽

 水戸市民会館での卒業式・入学式開催にあわせて水戸の中心市街地の施設や店舗で展開する茨城大学のイベントウィーク「まちのイバダイ」。4月3日で終了しましたが、イベントの模様を順次レポートしてまいります。最後は、3月30日、4月2日に行われたイベントを写真とともにご紹介!

3/30(月) サステナ食堂 気候変動対策をキッチンから

 気候変動は、食卓にも大きな影響を与えます。記録的な猛暑が稲の生長に影響を及ぼし収量が減ったことなどからコメの価格が高騰した「令和の米騒動」は記憶に新しいところです。
 このイベントでは、JA茨城県中央会のコミュニティキッチン「クオリテLab」にて、持続可能な食のあり方を研究する教育学野の石島恵美子教授と、調理実習を通してキッチンからできる気候変動対策を考えました。

クオリテLabの看板とまちのイバダイのポスター

 まずは広報・アウトリーチ支援室の山﨑一希副室長と石島教授が、気候変動に関する解説をしました。石島教授は夏野菜を例に挙げ、猛暑日が増え雨の降り方が極端になったことなどから、品質や収量が低下したり、収穫時期が早まったりしている現状を話しました。日本の食品ロス排出量が世界上位であることも紹介しました。
 こうしたお話を踏まえて、今回メインで作るのは「サスティナタコライス」。高温耐性品種のコメ「にじのきらめき」と環境負荷の少ない“お肉”「大豆ミート」、そして旬が春になりつつある夏野菜を使います。夏野菜は体を冷やす効果があるものが多いですが、今回は炒めることでその効果を弱め、春先でも無理なく食べられるようにするようです。

「サスティナタコライス」について説明する石島教授
「サスティナタコライス」について説明する石島教授

 ここからは班に分かれてとにかくクッキング!タコライスのほかのメニューは、「夏野菜の味噌汁」「タネ入り無限ピーマン」「大豆ミートとキャベツの焼きメンチ」「干しいもシロタの利休白玉甘麹あん」。事前に学生ボランティアを中心に下ごしらえをしているので、皆さんが参加するのは一部の工程です。

タコライスをつくる参加者

 皆さんのおうちで眠る食材を持ち寄り、新しい料理に生まれ変わらせる「サルベージパーティー」も同時開催。先ほどのメニューに加え、班ごとに違う食材で調理します。こちらの班は、餃子の皮でチーズとカキのしぐれ煮を包んでいるようです。

「サルベージパーティー」のレシピを調理する参加者

 並行して色々な作業をしながら、ついにタコライスが完成!班ごとに仕上げの盛り付けを行い、色とりどりの一皿が出来上がりました。

参加者が調理したタコライスと白玉
カラフルなタコライスの出来上がり!

 そしてお待ちかね試食タイム!いい表情です!

 参加した常磐大学高等学校の難波郁帆さんは「日本の食品ロスが多いイメージがなく、驚きました。調理も楽しかったです。サルベージパーティーで作ったチーズとカキのしぐれ煮の餃子は初めての組み合わせですがおいしくでき、余った食材同士でも工夫次第で何とでもなると思いました」と感想を話しました。

4/2(木) 茨城大学教育学部音楽選修Presents 演奏とおしゃべりで楽しむはじめてのクラシック音楽

 2025年11月にオープンしたばかりの複合文化施設「テツ・アートプラザ」で、ピアニストでもある教育学野・田中宏明教授による演奏会が開かれました。

 控室から登場した田中教授が一礼して弾き始めたのは、「ドビュッシー ≪ベルガマスク組曲≫より『月の光』」。繊細な旋律が響き渡りました。

演奏する田中教授
演奏する田中教授

 1曲目の演奏を終えると、田中教授は「普通の演奏会は閉ざされた緊張感ある空間ですが、カフェを出たら、美術館を出たら、音楽が聞こえてくる、そんな仕掛けを作ってみよう、という企画です。音楽とこの空間を楽しんでください」とあいさつ。曲の合間にはそれぞれの楽曲の解説もしました。

 続いて、教育学部音楽選修の学生が登場。フルートの佐藤優香さん、クラリネットの矢島和奏さんです。 佐藤さんは「ビゼー ≪アルルの女≫より『メヌエット』」と「ロルフ・ラヴランド 『You raise me up』」、矢島さんは「サン=サーンス クラリネットソナタ Op.167『第4楽章』」と「ピアソラ『オブリビオン』」を田中教授と共演しました。

フルートを演奏する佐藤優香さん
佐藤優香さん
クラリネットを演奏する矢島和奏さん
矢島和奏さん

 最後に3人で「ドビュッシー ≪小組曲≫より Ⅰ小舟にて、Ⅲメヌエット、Ⅳバレエ」を披露。演奏後には客席から大きな拍手が送られ、田中教授がアンコールに応えました。

観客からは「すごく良かった」「またやってほしい」といった声も。クラシック音楽が身近に感じられる時間となりました。ご協力いただいた哲文化創造公益財団法人さま、ありがとうございました!

演奏者3人の記念写真

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