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茨城大学

自然災害への対応策と被災者のケアについて問い直す
―「自然災害からのサバイブ 地域の防災と減災」発刊

  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう
  • 2024年2月14日
    • GLEC
    • 人文社会科学部
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    • 研究・産学官連携機構
    • 防災
自然災害への対応策と被災者のケアについて問い直す<br>―「自然災害からのサバイブ 地域の防災と減災」発刊

 茨城大学研究・産学官連携機構は、自然災害に対して科学技術の視点から見た現状の対応策と、実際に被災した人のケアという視点からの最新の研究成果をまとめた「自然災害からのサバイブ 地域の防災と減災」を20238月に発刊しました。

 本書は、202012月に日本原子力発電株式会社より受託した「防災・減災に係る研究及び啓発活動等の実施事業」での活動をとりまとめたもの。20233月に実施した「地域防災シンポジウム~身近な事例から最新の地域防災を考える~」の基調講演録のほか、土木工学、気象学、社会科学、建築工学、デザイン学といったさまざまな立場からおこなった共同研究、共同開設授業などを紹介しています。

 本書の編集に携わった、研究・産学官連携機構の酒井宗寿准教授は「コロナ禍という世界的な困難のさなかでの活動となったが、共同研究、共同開設授業、環境・防災シンポジウムを柱とした共同事業の実施をとおして、地域の防災と減災への知見の蓄積に一定の貢献があったと確信している。この成果がきっかけとなり、地域の防災と減災の在り方がさらに実りのあるものになることを願っている」と話しています。