いばらき県央地域連携中枢都市圏を形成する5市3町1村と包括連携協定を締結

 茨城大学は77日、いばらき県央地域連携中枢都市圏を形成する5市3町1村(水戸市、笠間市、ひたちなか市、那珂市、小美玉市、茨城町、大洗町、城里町、東海村)と包括連携協定を締結しました。

 茨城大学と9市町村が協力し、共同研究や人材育成、人的・物的・学術的資源の活用、共同事業の企画・運営などにより、同圏の発展を目指します。
 協定締結に先立ち、昨年(2024年)7月に開催された「県央地域の未来を担う人材の育成に関する懇談会」に太田寛行学長が出席し、首長らと意見を交わしました。(懇談会の様子はこちら

協定書にサインする太田寛行学長

 7月7日の締結式後には、どういった連携にすべきかの意見交換も行われ、「大学の存在感が高まるよう協力したいが、地域として何ができるか」「職員が大学院で学んだりゼミに参加したりできるような仕組みがあるといい」など、活発な議論が交わされました。

 太田寛行学長は「学生生活の半分はまちでの暮らし。学生たちがハッピーに、ずっとこのまちに住みたいと思ってもらう。まちや地域に良い思い出を持ち、戻りたいなあと思ってもらう。それは大学だけではできないこと」と協定締結の意義を語りました。

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