多賀工業会 会長 杉田 龍二 様

教育研究環境・学生生活環境の向上のために

 

 常に激変している世界の中で組織が生き延びるためには,変化できるポテンシャルを持たなければなりません.大学も例外ではありません.変化するために必要な要件の一つは資金です.国立大学が独立行政法人化されて以降,文部科学省からの運営費交付金は大きく減額されております.必要な資金は自ら稼ぐということが基本スタンスになっています.このような状況の下で,教育研究環境や学生生活環境を向上させるために,いずれの国立大学においても基金担当部署を設け,寄附を集めております.

 同窓会は寄附に貢献する有力な組織です.茨城大学の同窓会においては,学生支援や大学支援等,様々な活動をしております.茨城大学創立70周年記念事業の際には,同窓会を通じた寄附金によって,各学部の整備を推進しました.写真は茨城大学工学部基金寄附者銘板です.70周年記念事業の際に,日立キャンパス整備のために寄附して頂いた方々のお名前が,工学部共通講義棟1階ロビー脇に掲げられております.この寄附金により,正門周辺は開放的な広々とした空間に生まれ変わり,学生と教職員にとって利便性が大きく改善されました.

 今後とも同窓会は,大学と一体となって,教育研究環境や学生生活環境を向上させるべく活動していきたいと考えております.

茨城大学工学部寄附者銘板

茨城大学工学部基金寄附者銘板

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