「イバダイ」の到達点とポテンシャル
茨城大学では、「イバダイビジョン2030」という形で針路を定め臨んできた第4期中期目標計画期間(2023~2028年度)を通じて、全学を挙げて取り組んできた施策の成果が、着実に現れてきています。
教育面では、「スチューデントサクセス」の考え方に基づき、「なりたい自分になる」ための支援体制を構築してきました。卒業後の進路を見据え、主体的な学修活動を支援する「アカデミックアドバイジング」や、学生自身が学びを振り返ることのできるeポートフォリオの活用は、学生一人ひとりの成長実感を高めるものです。これらの取組みに加え、本学の特徴である、授業、学科・コース、学部、全学という4段階での教育の点検・改善の仕組みを有機的に組み合わせることで、教育の質保証と質向上の実現を図ります。
研究面では、戦略的な産学連携の推進により、高い水準で共同研究件数を維持しています。東京を除く関東圏においては、県域の企業等との共同研究件数が常に上位に位置しています。また、気候変動に関する研究を重点分野として位置付けています。防災や国土強靭化、農作物の品種改良など、気候変動への「適応」に関する研究に加え、温室効果ガスの排出削減や回収、新エネルギー利用といった「緩和」に関する研究を強化することで、「総合気候変動科学」の確立を目指した社会実装も着実に進展しています。
少子化の進行により、日本国内では大学進学世代の若者が今後ますます減少していくことが明らかです。各地域において、高等教育の在り方を含め、その地域の未来をどのように築いていくのかを、今から考えていく使命が私たちにはあります。茨城大学(イバダイ)にも、そして茨城という地域にも、まだ大きな成長のポテンシャルがあると考えています。引き続き、皆様のご理解とご支援・ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
茨城大学 学長 佐川 泰弘
Profile
茨城大学長 佐川 泰弘 (さがわ やすひろ)
1964年徳島県生まれ。1997年フランス国立ボルドー政治学院DEA 取得コース修了。1998年、明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士後期課程単位取得退学。修士(政治学、明治大学)。高等研究免許状(地方統治・権力・公共活動・地域、ボルドー政治学院)。
専門分野は政治学、行政学で、1998年、茨城大学人文学部に講師として着任。2000年に茨城大学人文学部助教授、2006年に茨城大学人文学部教授、2010年茨城大学人文学部副学部長、2014年茨城大学人文学部長・人文科学研究科長、2018年に国立大学法人茨城大学副学長(大学戦略・IR)を歴任し、2020年4月より国立大学法人茨城大学理事・副学長を務めた。2026年4月より現職。
職歴
| 1998年 4月 |
日本学術振興会特別研究員(PD) |
|---|---|
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1998年10月 |
茨城大学人文学部講師 |
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2000年 4月 |
茨城大学人文学部助教授 |
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2006年 4月 |
茨城大学人文学部教授(改組により2017年4月より人文社会科学部) |
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2010年 4月 |
茨城大学人文学部副学部長 |
|
2012年 4月 |
国立大学法人茨城大学評議員 |
| 2014年 8月 |
茨城大学人文学部長・人文科学研究科長(2017年4月より人文社会科学部長・研究科長) |
| 2018年 4月 |
国立大学法人茨城大学副学長(兼大学戦略・IR室長、広報室長) |
| 2020年 4月 |
国立大学法人茨城大学理事・副学長(学術、2期目は学術・企画・評価。3期目は総括・財務・企画・評価、兼UAオフィス長) |
| 2026年 4月 |
国立大学法人茨城大学長 |
