大学院人文社会科学研究科人文科学専攻のポリシー
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CONTENTS大学院人文社会科学研究科人文科学専攻のポリシー

ディプロマ・ポリシー

 茨城大学人文社会科学研究科人文科学専攻は、以下の5つの知識、能力及び姿勢を、学際的な専門分野の学修によって身につけることで、修士(学術)の学位を授与する。

1.専門分野の学力・研究遂行能力

 人文科学の各分野に関する高度専門職業人として、専門性の深化と幅広い視野の涵養を目指しながら、調査・研究できる力と自ら学び続ける能力

2.世界の俯瞰的理解

 予測困難で変化の激しい社会において、人間の文化又は現代社会が直面する学術的・実践的諸課題の解明に向けた幅広い知識と理解力

3.多様化する社会におけるコミュニケーション能力

 多様化する社会の意味を自ら考え、様々な人々と協働して課題解決をしていくための高度な思考力、判断力、表現力及びコミュニケーション能力

4.社会人としての姿勢

 変化の激しい社会において、社会の持続的な発展を先導し、それに貢献できる意欲と主体性及び倫理観

5.地域活性化志向

 茨城県をはじめとする国内外の地域・社会の抱える諸課題への解決と活性化について、高度専門職業人として自らの専門性を活かしつつ、主体的、積極的に取り組もうとする志向と意欲

カリキュラム・ポリシー

 ディプロマ・ポリシーで定めた5つの知識、能力及び姿勢を育成するよう、共通科目(大学院共通科目・研究科共通科目・キャリア支援科目)を配置し、コース制による体系化されたカリキュラムを編成する。文理横断専門分野を包含し、広い視野を涵養する共通科目、専門分野の深化を目指すコア専門科目、他コース・他専攻等のコア専門科目で構成され、幅広い視野を涵養する拡充専門科目、及び研究指導科目を学修することにより、学際的な専門性を育成する。ディプロマ・ポリシーを修了時に身につけられるよう、1年次及び2年次を通して履修計画書による履修指導を行う。

1.専門分野の学力・研究遂行能力の涵養

 専門分野の学力・研究遂行能力を涵養するため、共通科目、専門科目、及び研究指導科目を配置する。専門科目では、専門深化をめざすコア専門科目に、幅広い視野を涵養する拡充専門科目を組み合わせ、学生が主体的に自らの専門分野の能力を体系的にデザインする。研究指導科目では、複数教員による多角的な研究指導を行う。

2.世界の俯瞰的理解の涵養

 世界の俯瞰的理解を涵養するため、研究科共通科目に科学技術の進展と人文社会との関係について学ぶ必修科目を配置し、専門科目に国際にかかわる多様な科目を配置する。併せて、グローバル化のなかで持続可能な循環型社会を実践的に学修するプログラムを開講する。

3.多様化する社会におけるコミュニケーション能力の涵養

 高度な思考力、判断力、表現力及びコミュニケーション能力を涵養するため、アクティブ・ラーニングを取り入れた共通科目及び専門科目を配置するとともに、問題設定・調査・分析・成果発表等を行う研究指導科目を配置する。

4.社会人としての姿勢の涵養

 社会の持続的な発展を先導し、それに貢献できる意欲と主体性及び倫理観を涵養するため、実社会に即した就業能力の修得に寄与するキャリア支援科目及び研究指導科目の研究法を配置し、社会人としての姿勢を身につける専門科目を開講する。

5.地域活性化志向の涵養

 グローバル化する地域の活性化に、幅広い知識と高い専門性をもって、主体的、積極的に取り組む思考や意欲を涵養するため、インターンシップ科目及び、地域政策研究(社会人)コースの科目など地域活性化を意識した多様な専門科目を配置する。

6.教育の質の保証

 単位の実質化を図り、各授業科目の到達目標及び明確な成績評価基準に基づく厳格な成績評価を行うとともに、学修成果の可視化を図り、教職員と学生の相互協力と点検により不断の教育改善を推進する。

アドミッション・ポリシー

 人文科学専攻では、カリキュラム・ポリシーに基づく教育課程を履修し、ディプロマ・ポリシーに掲げる能力を身につけることができる者を選抜するため、以下の能力・資質を有する者を求め、入学者選抜において、その能力・成果を評価する。

入学者に求める能力・資質

  1. 人文科学分野の高度専門職業人を目指し、人文科学分野における学士課程レベルの十分な知識・技能を有し、計画的・主体的に学び続ける姿勢を持つ者
  2. 専門分野に関連する学士課程レベルの総合的な学力及び教養を有する者
  3. 他者と協働して研究を遂行できるコミュニケーション能力を高めようとする意欲を有する者
  4. 社会の持続的な発展を先導し、それに貢献しようとする意欲を有する者
  5. 深い専門性と幅広い視野を活かし、グローバル化する地域の活性化に取り組もうとする思考や意欲を有する者

入学者選抜において評価する能力・成果

 上記の能力・資質を確認するため、専門科目・小論文において専門分野の学力を評価し、面接試験において幅広い知識、コミュニケーション能力、社会人としての姿勢及び地域活性化志向を評価する選抜試験を行う。

関連リンク

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