水戸キャンパスに「SHIEN BAKERY SHOP」がオープンしました。4月5日に開かれたオープニングセレモニー、その後のプレオープンの様子を、茨大広報学生プロジェクトのメンバーが取材しました。

　
　4月5日に水戸キャンパスの茨苑会館に「SHIEN BAKERY SHOP」がプレオープンしました。茨苑会館食堂については、コロナ禍以降ながらく営業していませんでしたが、茨城大学生活協同組合がベーカリーショップの営業をスタートすることに。プレオープンには非常に多くの人が集まりました。

　プレオープンの初日である4月5日には、オープニングセレモニーが行われました。主催者挨拶で茨城大学生活協同組合の松村初理事長は、「この3年間、学生はオンライン授業が中心、教職員も大学に来ることが難しく、茨苑会館の食堂が閉まっていてキャンパス自体が寂しくなっていました。学生の方々には、友達と会って語り合うという、コロナ禍で出来なかった日常を取り戻していただき、さらに素晴らしい活動をしていただきたいです。ここに来て集まって話したことを、将来ずっと良い思い出として残っていくようなお店にできればと思っております」と話しました。

　また、太田寛行学長は、「コロナ禍で長く賑わいがないまま、その賑わいを知る学生も卒業してしまいました。そういった状況の中で、このような学生や教職員が集まれる場所が出来たこと、本当に嬉しく思います。徐々に様々なところで昔の活気が着実に戻りつつあり、このベーカリーのオープニングはその象徴的な出来事であると思っています。ぜひ皆さんに活用していただいて、思い出を作ってほしいと思います」とベーカリーのオープンを歓迎しました。

　お二人のご挨拶から、茨大生に交流の場を提供したいという理事長と学長の思いが伝わってきました。コロナ禍によって大学生活が制限されてきましたが、このベーカリーも新たな日常のきっかけとなっていくでしょう。

セレモニーではテープカットが行われました

　オープニングセレモニーが終了し、さっそく中へ。非常に広々とした店内に美味しそうなパンが並んでいました。ちなみにパンは館内のオーブンで焼いているそうです。開店と同時にレジには列ができ、ベーカリーは多くの人で賑わいました。

広々とした店内

コーヒーを飲むこともできます

なんと！購入したパンを外のテラスでも食べられます！

すごい量のパンを買ったようです（笑）

　茨城大学生活協同組合学生委員会（GI）代表学生の薗田海斗さん（人文社会科学部３年）にお話を伺いました。　薗田さんは「今までコロナ禍で大学の中に学生の憩いの場のようなものが無かったので、学内で滞在する場所があまり無い状況がありました。そんな中、ベーカリーという1つの憩いの場が出来たことを非常に嬉しく思います。また、ここから学生間や学生と教職員、地域の方々などのいろんな人との交流が増えていく、そんなベーカリーになれば良いなと思います」と喜びを語りました。

右が薗田さん

　また、茨大広報学生プロジェクトの舘野湧太さん（人文社会科学部２年）にパンを食べた感想を伺いました。
　舘野さんは「塩バターパンは塩の風味が香ばしく、茨大あんぱんはあんことクリームがぎっしりでした。個人的には、授業終わりで疲れた後にも昼食にも食べたいです。他にもたくさんのパンが並んでいて迷ってしまいましたが、次に行くときには、はちみつバターパンを絶対に食べたいと思います。まだまだ食べていないパンがあるのでとりあえず全種類を完食が目標ですね」と笑顔で話しました。

取材後記

　パンの種類も豊富で店内もオシャレで広々としていました。テーブルとイスが多く置いてあるので、友達と一緒にお喋りするのも良し。外を眺めながら1人でお腹を満たすのも良し。暖かい外で食べるのも良し。これからの大学生活を豊かにしてくれそうなSHIEN BAKERY SHOP。皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。

（取材・構成：菊池 まゆ（人文社会科学部２年）、撮影・協力：渡辺優奈（同３年）、舘野湧太（同２年）※３名とも茨大広報学生プロジェクトメンバー）

SHOP情報

• ４月７日（金）正式オープン
• 場所：水戸キャンパス茨苑会館１階（正門から入って右）
• 営業時間　平日9:40～14:30（変更される場合もあります。茨城大学生協HPなどでご確認ください）