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卒業・修了3年後アンケート回答受付スタート!
あなたの経験が茨大の教育を改善 ぜひご協力をお願いします

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 茨城大学では、令和元(2019)年度卒業生・修了生の皆様を対象とする卒業・修了3年後のアンケート調査の回答受付をスタートしました。

何のための調査?

 茨城大学では、在学生、卒業生・修了生、就職先の企業・自治体の方々などにご協力いただくアンケート調査やアドバイザリーボード、普段の学修状況のモニタリングなどを通じて教育の状況を点検し、その結果をもとに教職員で議論を行って、授業やカリキュラムの改善に活かしています。学生・教職員・地域の協働によるこの独自の教育の質保証の活動は、「茨城大学コミットメント」として、本学の特色ある取り組みに位置づいています。
 これらの調査データの一部は、「茨城大学コミットメントがみえる。」というWEBサイトでも公開しています。

点検・改善の継続が結果に

 日々の点検・改善の取り組みの継続が、確実に結果に表れています。
 茨城大学では全学のディプロマ・ポリシーを策定し、そこで定めた5つの茨城大学型基盤学力についての達成度を在学生(毎年次)と卒業生・修了生に聞いています。このうち、卒業時の達成度の平均値について年度ごとの推移を見てみると、以下の図の右側のグラフのとおり毎年高まっていることが見て取れます。

DP1.jpg 文字どおり、「継続は力なり」。日々の真摯な取り組みが実のある教育改革につながっているのです。

卒業生アンケートから見えた大事なこと

 また、卒業・修了して3年経った方には、茨城大学で学んだことが就職先などでどのように活かされているか(活かされていないか)などを聞いています。これは大学にとってとても貴重な情報になっています。

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 こちらは「茨城大学コミットメントがみえる。」で公開している2017(平成29)年度卒業生を対象とした調査のデータです。ディプロマ・ポリシーの5つの茨城大学型基盤学力(DP3「課題解決能力・コミュニケーション力」は3つに分類)について、卒業時に「身についた」と感じる人の割合と、3年経って「活用できている」と感じる人の割合を比較しています。これを見ると、卒業時に「身についた」と感じる能力・資質は、だいたいにおいて3年経っても仕事などで「使える」ものになっている、ということがいえそうです。

 これは一見当たり前のことのように思えるかもしれませんが、「大学を卒業したときには身についたと感じていたけれど、実際の仕事の現場では思いのほか役に立たなかった」という経験は往々にありそうなものです。しかし、少なくとも本学の卒業生・修了生の皆様に協力いただいた調査からは、大学で身についたことは卒業3年後も役に立っている、ということがわかったのです。この結果は茨城大学のメンバーにとっては大きな自信と責任感を感じさせるものです。

茨大の教育改善にご協力を

 このように、卒業生・修了生の皆様からのアンケートの結果は、茨城大学の教育改善にとって大きな力となります。皆様からの声が今と未来の学生たちの成長を支え、茨城大学の教育の力と価値を間違いなく高めてくれるのです。
 アンケートの回答受付は2023(令和5)年1月20日(金)までです。年末年始のお忙しいところかとは思いますが、皆様のご協力をぜひお願いいたします!

卒業生・修了生アンケートの詳しい情報とアンケートフォームはこちらから