ポケモンサークル「レート310」が県主催のeスポーツ大会で優勝!
本学のポケモンサークル「レート310」が、茨城県主催のeスポーツ大会で優勝しました。
大会当日のこと、普段の活動のことなどを、茨大広報学生プロジェクトのメンバーがインタビューしました。
世界的に競技人口が増えている「eスポーツ」。コンピュータゲームやビデオゲームを使って行うスポーツ競技です。茨城県は、「いばらきeスポーツ産業創造プロジェクト」の一環で、県内企業・団体間の異業種交流を目的とした企業交流戦(愛称「Ieリーグ」)を開催しています。
9月28日に開催された2022年度第3回Ieリーグに、本学のポケモンサークル「レート310(れーとみと)」が出場し、見事優勝をつかみとりました。
参加したのは、吉川博高さん(工学部1年・Flow・カビゴン)、矢木奎伍さん(人文社会科学部2年・オムライス・ライコウ)、西坂卓真さん(人文社会科学部4年・笑い者・ブースター)、熊谷僚太さん(工学部4年・くまを・デデンネ)、渡邉みやさん(農学部2年・みるきー・ネオラント)の5名のチームです。
※( )内は所属、プレイヤーネーム、好きなポケモン。
今回はIeリーグに出場したサークルのメンバー4人と、「レート310」の代表者・笹本晃佑さん(理学部3年)にインタビューを行いました。
-どのような経緯でIeリーグに参加することになったのですか?
熊谷「大学の教務情報ポータルにIeリーグの参加者募集のお知らせが掲載されていたのを、サークルのメンバーが見つけてくれて、こういうのがあるけどやってみませんか、ということで集まったのがきっかけです。」
-Ieリーグの存在は以前から知っていたのでしょうか?
熊谷「誰も知らなかったです。今回の大会を期に知りました。」
-今回、皆さんが大会でプレイしたゲームはどんなゲームですか?
西坂「ポケモンユナイトというポケモン関連のゲームです。5対5のチームバトルで、ゲームマップ内にいる野生のポケモンを倒したり、相手プレイヤーを倒したりして獲得したポイントを、複数あるゴールポイントに運ぶことでチームの得点となり、合計点で競います。自分たちの陣地を壊されないように、相手の陣地を壊しに行くって感じのゲームです。」
-当日は何試合くらい行ったんでしょうか?
熊谷「3試合ですね。5団体出ていて、トーナメント戦だったんですけど、自分たちの引きが悪くてシードがとれず、3試合やることになって、3回勝ちました!」
-一番かっこいい勝ち方ですね!試合内容はどんな感じだったのでしょうか?
吉川「一試合目は、メンバーみんな緊張していたんですが、試合が始まってみたら意外と練習の成果が出ているぞという感じで、相手を圧倒し始めて、中盤になってくると、気持ちもちょっと楽になって、勝てました。」
矢木「二試合目は、ちょっと強い相手だったんですけど、一試合目に自分たちのやりたいことを全部やって勝てたので、二試合目も落ち着いてしっかりきっちりやっていけば、勝てるだろうということでやっていきました。まあ、途中でポケモンの技を選択するところがあって、選択肢ミスがあったんですけど...。」
熊谷「自分が中盤に、試合全体に響くミスをやってしまいました...(笑)」
矢木「そういうことがあったんですけど(笑)、みんなでカバーしあってコミュニケーションをとりながら、勝ちに行けたので良かったなと思います。」
西坂「三試合目の決勝まで行ったとき、正直僕はランナーズハイというか、ずっと高ぶった状態で来たので、もう後は成るようになるという感じでいました。あとは、練習の時から、勝っても負けてもずっと楽しくやれていたので、ここで負けて準優勝でも良いのかなと。相手も強かったので。気持ち的には一試合目よりも楽で、序盤から終盤まで落ち着いてできて、勝てましたね。」
-大会で大変だったところはありますか?
熊谷「大会の当日に、ゲームのアップデートが入ってしまって。大会自体は19時からだったのですが、直前の16時にゲームのアップデートが入ったことで環境が変わって、自分たちの練習してきたポケモンにも調整が入って、パニックになりました。」
-そんなことがあったんですね。大会の結果を見て、圧勝だなという印象があったので、余裕だったのかなと思いました。
熊谷「いやいやいや(笑)でも、自分たちは大会に出たチームの中で一番練習したんじゃないかという自信はありましたね。みんなで時間を合わせて集まって練習したり、ここはこうした方がいいねとか話し合ったりしていたので。」
-Ieリーグで優勝して、周りからの反響はありましたか?
熊谷「んー。あんまりないですね。Ieリーグ自体があまり知られていないのもあって。でも、自分の友人に『教務情報ポータルに載ってた大会に出て優勝したよ』って言ったら、『すごいじゃん!』っていうのは言われましたね。それが何のことかはわかってないと思いますけど(笑)」
矢木「最初の授業の時の自己紹介で、この間ポケモンユナイトの大会で優勝したんだっていう話をしたら『それツイッターでみた!すげー。その人と授業一緒なんだ』みたいな声を受けましたね。」
西坂「あとは、僕たちがプレイしているときに、サークルの他のメンバーが、ずっと裏で動画を見て応援してくれていたのがうれしかったですね。」
-サークルでは普段どんな活動をしているんですか?
笹本「基本的には通話アプリを用いて、オンラインで活動しています。もちろんポケモンのゲームもやるんですけど、他にも主にニンテンドーのゲームをやることもあります。ポケモンの好きな人が集まって色んなゲームをしようという感じで活動しています。今年の5月ごろにサークルが公認化されてからは、対面活動ならではのポケモンカードを使った対戦もしています。もうちょっと強い人と対戦したいという人は、周辺のカードショップで行われている大会に参加して、そこで優勝を経験した人もいます。」
―今後のサークルの目標を聞かせてください。
笹本「まず茨苑祭で、土曜日にポケモンカードの体験会、日曜日にポケモンカードの対戦会を企画しているので、そこでサークルに人を集められるように頑張ろうと思っています。初めての茨苑祭ですが、多くの方に来ていただけるように企画を盛り上げたいですね。」
西坂「個人的な話にはなってしまいますが、つい先日ポケモンユナイトの公式のフランクな大会に参加してそれが結構楽しかったので、これからも出てみようかなと思っています。今回のIeリーグを通してeスポーツとしてのゲームの楽しみ方を味わったので、続けてやってみようかなと思います。」
取材を通して、メンバーの皆さんの仲が良く、穏やかな雰囲気で、ポケモンを好きな気持ち、楽しむ気持ちが伝わってきました。レート310の今後の活躍にも期待しています!
(取材・構成:渡辺優奈(人社2年)、撮影:永島彰人(人社2年)※ともに茨大広報学生プロジェクト)
関連リンク