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平成31年度茨城大学一般入試(前期日程)における不適切な出題とその対応について

2019年3月5日

平成31年度茨城大学一般入試(前期日程)における不適切な出題とその対応について

茨 城 大 学

 このたび、2月25日(月)に実施した本学の一般入試(前期日程)の個別学力検査において、不適切な出題があったことが判明しました。

 不適切な出題があったのは、教育学部・理学部・工学部・農学部の受験者を対象とした物理の共通問題です。音の定常波の振幅を求める小問において、問題文における条件の提示が不足していたことが判明しました。これは、入試終了後に本学から外部機関へ依頼した試験問題の点検の結果を受けて、発覚したものです。

これを受け、当該の問題については同科目の受験者全員を正答として扱い、採点する措置をとることにしました。なお、この措置による理科の選択科目間の得点調整は行いません。その上で合否判定を行い、3月6日(水)に合格者を発表する予定です。

本学としては、公平性、信頼性が問われる入学試験において不適切な出題を行ったことについて深く反省し、今後の再発防止に努めてまいります。


【不適切な出題の内容】
  • 科目名:物理(受験者数630人)
  • 対象学部:教育学部・理学部・工学部・農学部
  • 不適切な出題があった問題:問題冊子8ページ 大問3・問2(1)

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 (1)で求められている定常波の振幅の計算にあたっては、求める位置の指定が必要であり、たとえば「定常波の腹の位置での振幅」などと表現するのが適切でした。

(2019年3月5日)