特徴的な研究領域
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CONTENTS特徴的な研究領域

茨城大学では、研究を全学的な方針のもとに推進するため「研究推進方針」を定めています。この方針では、研究推進の重点分野として以下の3分野を定めています。

これらの領域を中心に、全学的な研究推進戦略のもとで、地域の特色と教員の個性を生かした多くの研究が行われています。

特徴的な研究領域

大規模施設と連携した量子線科学のパイオニア研究

研究2topic量子線.jpg茨城大学では、世界有数の大強度陽子加速器施設J-PARC(茨城県東海村)に隣接する東海サテライトキャンパスを開設。全国的にもユニークな大学院理工学研究科量子線科学専攻を核として、中性子・X線・ミュオンといった量子線を活かしたイノベーション創出と国際拠点構築をめざし、研究と人材育成を進めています。

>>フロンティア応用原子科学研究センター

アジア各国と連携し気候変動適応研究の実装化を加速

研究2topic気候変動.jpg地球・地域環境共創機構では、分野を超えた研究者が集まり、国内外でのフィールド調査の蓄積のもと、気候変動の適応策の研究と社会実装を進めています。2018年にはベトナムの日越大学における気候変動・開発の人材育成に関わり、2019年には茨城県地域気候変動適応センターを学内に開設するなど、国内外の拠点形成が進んでいます。

>>地球・地域環境共創機構

第三期中期目標における重点的な研究分野

地域課題への組織的アプローチ 地域活性化、地域史の研究

原子力発電所がある東海村や中山間地域活性化等の地域課題をテーマに組織的な研究・発信を進めます。また、被災史料のレスキューなどの、地域と連携した活動により、地域史研究を推進しています。

教科・領域を横断した教育学研究

総合学習に関する研究、神経・生理学的研究、環境教育等の強みを活かし、教育の現代的課題の解決に寄与する教科・領域横断的な研究に重点をおいています。

直径32mの電波望遠鏡を用いた第一線の宇宙科学研究

高萩市・日立市に設置されている電波望遠鏡を用いた研究や、次世代ガンマ線天文台の国際計画にも継続的にかかわり、国立天文台や他大学との協力のもと、宇宙科学の国際観測・研究ネットワークの重要な一翼を担います。

地域産業イノベーションの展開

地域産業イノベーションに貢献するため、地域の研究機関や企業との連携を維持し、金属材料解析・プロセス開発等工学分野に関する研究を展開します。

フードイノベーション 安全安心な食を国内外に

2018年にGAPを取得した国際フィールド農学センター、2019年に完成したフードイノベーション棟などを拠点に、農業生産から食品流通、健康科学にまで至る総合的な食生命科学の分野を確立します。

北茨城・五浦を拠点とした茨城県北の美術・文化の発信

本学が所有する六角堂を含む岡倉天心遺蹟の保存の活用を一層促進し、おもに茨城県北部を拠点とした美術・文化の研究を通じた地域活性化に貢献します。
>> 五浦美術文化研究所