茨大から徒歩５分のところにある「茨大前食堂とうけい」。茨大生の食を支援するための独自のシステムには、教職員やOBOG、地域を巻き込んで、皆で学生たちと交流し、支援しようという店主・夏堀さんの熱い想いが感じられます。（IBADAIVERS掲載記事）

「茨城大学正門から徒歩５分、香陵住販の入るビルの２階にある「茨大前食堂とうけい」。大学から近く、おいしく、何より安い。から揚げからオムライスまで、アラカルトに料理を提供する街の食堂です。
　お店をオープンしたのは2021年の10月。「未来を担う学生に食の支援として美味しい料理を食べてもらいたい」という想いからお店が開かれまし た。2021年のオープンから二度の休業を重ね、店長がその度ごとに変わってきました。夏堀好誠（なつぼり こうせい）さんは３代目の店長です。５月のリニューアルオープンでは夏堀さんの着任と同時にグランドメニューを一新し、定食メニューを充実させました。夏堀さんは、「様々な学生と交流し新しく関係性を築いていきたい」と話します。
　とうけいには食の支援のひとつとして、開店当初から引き継がれる「学生限定割引支援チケット」があります。学生を応援したいと思う茨城大学の教職員やOBOGといった様々な人から支援金を募り、学生だけが使える200円分の割引チケットとして提供される制度です。利用した学生は支援者へメッセージを書きお店に残し、支援者はいつでも目を通すことができるよう、とうけいに保管されています。チケットを使うと限定10 食の日替わり学生ランチが400円ほどで食べられることから、「お腹いっぱい食べられました」と実際に利用した学生はうれしそうです。ランチタイムには学生ランチのほかに定食メニューもあり、お店自慢のとろっとたまごのオムライスとジューシーで食べ応え抜群のげんこつから揚げは必食の一品です！

お店自慢のオムライスは、デミソースだけでなく和風ソースやホワイトソースも選べます。 新たな好みに出会えるかも...?!

SHOP DATA　
茨城県水戸市袴塚3-6-26 2F
11:00〜14:00・17:00〜20:00・土日祝定休

取材・文：藤原七花（人文社会科学部２年）、柴田芽依（同１年）、谷口瑞輝（教育学部２年）　

この記事は茨城大学の広報紙『IBADAIVERS（イバダイバーズ）』に掲載した内容を再構成したものです。