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【吹奏楽団・白石さん】茨大生・教職員が選ぶ!わたしの推本
―生協学生委員会がインタビュー

 茨城大学生活協同組合書籍部と生協学生委員会(GI)では、今の学生生活の実態を正しく捉え直し、もっと書籍部へ足を運びたくなるような取組みとして、おすすめ書籍「#推本」企画を実施しています。
 茨大生・教職員が選ぶそれぞれの「推本」について、GIメンバーが選者へのインタビューを通じて紹介していきます。
 今回は茨城大学吹奏楽団に所属されている白石菜々子さん(人文社会科学部2年)の「推本」です。

推本インタビュー._白石さん推本jpg.jpg

白石菜々子さんの推本

原泰久 著『キングダム』(週刊少年ヤングジャンプ、2006年)
現在も連載中の漫画で古代中国の争乱を描いた作品です。202311月現在、60巻を超える単行本が発行されており、非常に人気が高いです。白石さんも単行本を毎回買っており、時々読み返すこともあるのだそうです。

白石菜々子さんと読書

 白石さんに読書についての考えなどをお聞きしました。

Q.白石さんの簡単な自己紹介と所属している茨城大学吹奏楽団の活動について教えてください。

 人文社会科学部法律経済学科2年の白石です。茨城大学吹奏楽団に所属していて、サックスを担当しています。
 茨城大学吹奏楽団、略して茨吹(いばすい)は、主に演奏会などのイベントに向けて活動しており、4年生も卒業ギリギリまで所属しています。全体で50人くらいの組織で、茨苑祭などの行事の時にも活動しています。
 私は小学6年生からサックスを吹き始めました。その後中学、高校の吹奏楽部でもサックスを吹き、現在でもバリトンサックスを吹いています。

Q.白石さんの読書習慣について教えてください。

 小説より漫画を読むことが多いですね。連載中の漫画の単行本が月に1冊出ることが多いので、そのペースで読んでいます。小説も買うことはあるのですが、読めないんです()
 大学生になってから長い文章を読んでいられる集中力がなくなってしまって。家にいる時にどうしてもスマホを見てしまうんです。でも、もともと本屋さんは好きで、題名やあらすじなどで惹かれた小説を手に取ることはありますよ。中高生の時にはよく図書室に行って小説を読んでいました。読めずに溜まってしまう「積読」状態なのだと思います。
 漫画、小説問わず読むタイミングは特に決めていないです。暇なときに読むことがほとんどです。強いて言うなら、夜に読むと寝られなくなってしまうので、昼に読みたいという気持ちはあります。

Q.選書の理由をお聞かせください。

 やはり内容が面白いから、です。「キングダム」は戦を描いた物語で、戦ごとに話が区切られているのですが、その戦ごとに違った盛り上がりを見ることができるんです。私のお気に入りは、主人公と同世代の味方が出てくる、「山陽の戦い」です!それまでは自分より上の位の人たちに揉まれていた主人公が、初めて同世代の味方と関わることで成長する姿に胸が熱くなります。
 また、連載中だからというのも大きな理由ですね。完結している作品だと、どうしても途中で飽きがきてしまうので、そうならずに長く追いかけられるのが良いなと思っています。

Q.ちなみに、お気に入りの小説はありますか?

 池井戸潤さんが好きで、小説だと「陸王」が推本です。この作品が1番最初にハマった物語で、「陸王」をきっかけに小説を読むことが好きになりました。読んだのは少し昔になってしまいますが、内容が面白く、読みやすかったです。素直に読めば素直に入ってくるという印象を受けた1冊でした。

推本インタビュー_白石さんと学生.jpg白石さんのほか、茨城大学吹奏楽団のメンバーの皆さんに選んでいただいた"推本"は、生協書籍部にて紹介しています。是非お越しください!

(取材・構成:生協学生委員会 杉田 捷人(人文社会科学部4年))