本学水戸キャンパスの南第一通用門近くに、水戸市が整備を進めているシェアサイクル「みとちゃり」のステーションが設置されました。10月20日（金）から供用開始となります。

　「みとちゃり」は、まちなかを巡りやすくすること、バスを降りた後の移動手段を設ける目的で、水戸市が市内各所にステーションの設置を進めており、本学は13か所目のステーションとして設置されました。
　設置作業が行われた10月19日、人文社会科学部の２年次以上に向けて開講する「プロジェクト演習」を履修する学生たちが立ち会い、水戸市職員とともに作業を行いました。

　「プロジェクト演習」は、PBL（Project Based Learning）科目のひとつで、自治体や企業、または履修者自身が提案した課題に対し１年を通じて取り組みます。複数のチームのうち、水戸市交通政策課から提示された「水戸市の自転車環境をよくするには？」という課題に取り組んでいる「水戸でポタリングプロジェクト（MPP）」チームは、昨年度から「ポタリング（自転車で散歩するようにゆっくりと走ること）」をテーマに活動しており、水戸市とともに「みとちゃり」の利用促進に力をいれています。

　本学へのステーション設置に携わったMPPチームの沼田真歩さん（人社３年）は「時間をかけて準備をしてきた。多くの人に利用していただき、みとちゃりの普及につながれば」と話しています。

　今年度、MPPチームは、みとちゃりを宣伝するパンフレットの制作のほか、水戸市の市報「広報みと（2023年6月1日発行）」の特集「みとちゃりはじめました」に出演するなど、みとちゃり普及のために精力的に活動しています。また、MPPチームが昨年度作成した、自転車で市内を巡る観光マップは、人文社会科学部講義棟や水戸キャンパス図書館でお手に取っていただけます。

　水戸駅から大学間の行き来、市内観光などにぜひご活用ください。
※シェアサイクル「みとちゃり」を利用するには、スマートフォン専用アプリ「HELLO CYCLING」への登録が必要です。また利用料金、貸出・返却方法などは、水戸市ホームページにてご確認ください。