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【著作・制作物紹介】人社・藤原貞朗教授 著
「共和国の美術 フランス美術史編纂と保守/学芸員の時代」

共和国の美術 フランス美術史編纂と保守/学芸員の時代


FUJIHARA Sadao藤原貞朗(人文社会科学部 教授)著

出版社:名古屋大学出版会
出版日:2023年2月
ISBN:978-4-8158-1110-5
価格:本体6,300円+税

著者コメント

 王なき世俗国家で人々は芸術に何を求めたのか。戦争に向かう危機の時代に、中世宗教美術や王朝芸術から、かつての前衛までを包摂するナショナルな歴史像が、刷新された美術館を舞台に創られていく。その過程を、担い手たる学芸員=「保守する人」とともに描き、芸術の歴史性を問い直す。

著者プロフィール

藤原貞朗(人文社会科学部 教授)

専門分野は美術史学。
大阪府生まれ。大阪大学文学研究科とリヨン第2大学で美術史を学ぶ。文学修士。大阪大学文学研究科助手を経て、2003年に茨城大学人文学部に着任。准教授を経て現在人文社会科学部教授。近現代フランスの美術研究のほか、美術史学の学史研究を行う。