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【財務課・浅川さん】茨大生・教職員が選ぶ!わたしの推本
―生協学生委員会がインタビュー

 茨城大学生活協同組合書籍部と生協学生委員会(GI)では、今の学生生活の実態を正しく捉え直し、もっと書籍部へ足を運びたくなるような取組みとして、おすすめ書籍「#推本」企画を実施しています。
 茨大生・教職員が選ぶそれぞれの「推本」について、GIメンバーが選者へのインタビューを通じて紹介していきます。今回は茨城大学財務部財務課経理グループ・浅川智貴さんの「推本」です。

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浅川さんの推本

  1. 岡田誠 著『チバニアン誕生』(ポプラ社、2021
    著者の岡田誠先生は、茨城大学大学院理工学研究科の教授です。浅川さんも本学理学部の卒業生ですが、学生時代は専門でなかった分野ということもあり、さらに詳しく知りたいという思いから選ばれた1冊です。チバニアンのことだけではなく、著者の岡田先生自身の研究内容なども含め、わかりやすく書かれていて勉強になったそうです。これまで結びつきがなかった事象が結びついたり、改めて理解できたりといった感覚を得られたと言います。

  2. 佐々木クリス 著『NBAバスケ超分析』(株式会社インプレス、2022
    浅川さんご自身がバスケ経験者ということもあり、手に取られた本です。昔と今のバスケの違いがグラフや数字によってわかりやすく書かれていて、非常に読みやすい1冊になっていると仰っていました。実際にNBAの試合を見ると、この本の内容と合致する部分が多く、読むことで観戦の面白さが増すのだそうです。

浅川さんと読書

 浅川さんに読書についての考えなどをお聞きしました。

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Q.浅川さんのこれまでの経歴と現在のお仕事を簡単に教えてください。

 学生時代は茨城大学理学部理学科地球環境科学コースに所属し、固体地球物理学を勉強していて、地震の研究をメインに行っていました。チバニアンが認定されたころにちょうど岡田先生の授業を受けていたので、授業内で先生に「おめでとうございます」とお声がけをしたのを覚えています。
 20213月に卒業し、今は茨城大学の財務課経理グループで、財務部全体の総務業務を行っています。主に送金や振込先の登録、租税条約の申請など、キャンパス全体の財務関係を担当しています。また、防災訓練や駐車場関係の手続きなども担当しており、仕事は結構多岐にわたっています。財務部のなんでも屋さんのようなイメージですね。

Q.学生の頃と現在の読書スタイルはどのようなものだったのでしょう?

 学生時代は漫画やライトな小説を読むことが多かったです。「リアル鬼ごっこ」や「君の膵臓を食べたい」なども読んでいました。生協ではジャンプやマガジン、ジャンプスクエアなどを定期的に購入していました。社会人になってからもジャンプ、マガジンは継続して読んでいます。最近はライトノベルなどを中心に読んでいますが、長編の小説は読むのも時間がかかるので、なかなか手が出ていませんでした。今回インタビューの依頼をいただいて、チバニアンとNBAの本を改めて読みました。
 今も漫画を読むことが多いですね。単行本も買っています。

Q.本は借りるよりも買う派なのでしょうか?

 そうですね。好きな本や漫画は何度も読み返したくなるので、手元に置いておきたいですね。あだち充さんの「タッチ」や「クロスゲーム」なんかは何度も読んでいます。本がそろっているのを眺めるのも好きですね。

Q.本を読んだり買ったりする上でのポイントは何かありますか?

 面白そうだったら買ってみる、ということです。衝動的なことが多いですね。そこで買わなかったらその後買うことはないと思うので、まずは買ってみるということを大切にしています。お金遣いは荒いんですけど() タイトルや表紙などが決め手になることがあります。買った後に有名な作者さんであることに気づいて、その人の他の作品を手に取ることもあって、繋がっていくこともあります。
 帯も買う際のポイントになります。帯で面白いことが書いてあったり有名な人が面白いと言っていたりすると、思わず買ってしまいますね。

Q.茨大生へのメッセージを一言お願いします。

 学生時代には時間があると思うので、興味を持った本には是非トライしてほしいです。今回おすすめした本は、特にNBAについてはバスケのWCが沖縄で開催されるということもあるので是非興味を持ってほしいです。チバニアンの本も、もともと中高生向けに書かれたものということもあり、専門の方じゃなくても読みやすいと思うので、ぜひ手に取ってみてください。

推本インタビュー_浅川さんと学生.jpg実際に浅川さんが選ばれた"推本"については、生協書籍部にて紹介しています。是非お越しください!

(取材・構成:生協学生委員会 杉田 捷人(人文社会科学部4年))