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令和3年度茨城大学学長学術表彰 受賞者決定
1/26 表彰式・受賞記念講演会を開催

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 令和3年度茨城大学学長学術表彰の表彰式・受賞記念講演会を、126日、オンライン(Microsoft Teams)で開催します。今年度は、3名が優秀賞、3名が奨励賞を受賞します。

 茨城大学学長学術表彰は、本学において先進的・独創的な研究を実施している研究者の特筆すべき成果をたたえるものです。学会賞や文部科学大臣表彰等を受賞するなど優秀な研究成果があった者に贈られる優秀賞と、若手研究者を対象とした奨励賞があります。

 今回優秀賞を受賞するのは、佐藤 裕紀子 教育学部教授、伊藤 吾朗 理工学研究科(工学野)教授(※現在は名誉教授)、鎗田 孝 農学部准教授の3人です。
 佐藤教授は家政学を専門とし、近代日本における主婦の時間意識や公教育における家事労働の扱いに関する考察を行い、2020年度日本家庭科教育学会賞を受賞しました。
 伊藤教授は、アルミニウム合金中の水素挙動の解明など、軽金属に関する研究、技術進展に長年にわたって貢献し、軽金属学会賞が授与されました。
 鎗田准教授は、「国際基準に対応した認証標準物質の開発と技能試験の実施」という研究が評価され、日本農薬学会業績賞(技術)を受賞しました。

 また、若手研究者を対象とする奨励賞は、石島 恵美子 教育学部准教授、小林 純也 理工学研究科(工学野)助教、多田 昌平 理工学研究科(工学野)助教が受賞します。
 石島准教授は、「高等学校家庭科における消費者市民の視点を育む調理実習を組み込んだ食品ロス学習プログラムの検討」という研究により、日本消費者教育学会の奨励賞を受賞しました。
 小林助教は、自動車等の構造部材の軽量化を目的とした高強度低合金TRIP鋼(変態誘起塑性)に関する研究に12年あまり従事していることが評価され、日本鉄鋼協会の研究奨励賞を受賞しました
 反応工学・材料工学を専門とする多田助教は、ゼロ・エミッション社会に貢献する新たな触媒の創成に従事しており、化学工学の深化と展開への貢献から、化学工学会より2020年度研究奨励賞(副賞 玉置明善記念賞)を授与されました。

 表彰式は、126日(水)13時よりオンライン(Microsoft Teams)で行われます。その後、各受賞者が記念講演を行います。

 詳しいプログラムやTeamsへのアクセスなどに関する情報はイベントページ:令和3年度茨城大学学長学術表彰表彰式・受賞記念講演会をご覧ください。

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