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デジタルサーブ(株)とネーミングライツ協定を締結
図書館ラーニングコモンズが「Digital Serve STUDIO」に

 茨城大学はこのたび、業務系システム開発などを手がけるデジタルサーブ株式会社と「ネーミングライツ事業に関する協定書」を締結しました。これにより2024年4月1日より、茨城大学水戸キャンパス図書館1階の「ラーニングコモンズ」の愛称が「Digital Serve STUDIO(デジタルサーブスタジオ)」となりました(2027年3月31日まで)。これを記念して、4月4日(木)にオープニングセレモニーを開催しました。

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 茨城大学では、教育研究環境の向上を図るための安定的な財源確保と地域連携の観点から、大学施設の命名権取得に関するネーミングライツ制度を2023年に整備し、昨年は日立キャンパスの講義室1室を対象として実施されました。今回の図書館「ラーニングコモンズ」に係るネーミングライツ協定の締結は、水戸キャンパスの施設での初めてのケースとなります。

DSC_4423.JPGのサムネイル画像 デジタルサーブ株式会社 代表取締役社長 松本英俊氏

 デジタルサーブ株式会社は、茨城県水戸市に本社を有し、一般企業や金融機関、官公庁などで使われる業務系システムの開発を事業内容とする企業です。近年は地域企業へのDX(デジタルトランスフォーメーション)支援にも注力しています。オープニングセレモニーにおいて、同社の松本英俊社長は、「学生や教職員の皆様には気軽に『Digital Serve STUDIO(デジタルサーブスタジオ)』と呼んでいただき、親しまれる施設になってほしい。明日入学される学生にも、早速目に留めていただきたい」と挨拶しました。

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 また、太田寛行学長は、Digital Serve STUDIO内に、茨城大学からデジタルサーブ株式会社へ就職し、活躍している卒業生達のポスターが貼られていることに触れ、「今回、水戸キャンパスで初のネーミングライツ協定の締結となった。単なるビジネスとしてだけではなく、学生たちにとっては、就職について身近に感じられる、教育的にも意味のあるものになった」と話し、今後のネーミングライツ事業の展開に期待を寄せました。

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 ネーミングライツの対象となった水戸キャンパス図書館本館のラーニングコモンズ(延べ床面積約360㎡)は、アクティブラーニングを支援するスペースとして2014年に開設されました。これからは、Digital Serve STUDIOとして、多くの学生たちの活動の場となります。