批判的応用言語学―批判的「再」入門
アラステア・ペニクック著、田嶋美砂子(茨城大学応用理工学野 教授)訳
出版社:三元社
出版日:2026年4月
ISBN: 978-4-88303-627-1
定価:5,500円(本体5,000円)
訳者コメント
批判的応用言語学は、応用言語学という学問を批判的に捉え、この分野の知のあり方や支配的な言説を問い直すアプローチです。その視線は、応用言語学の枠組みにとどまらず、社会における既存の体制やさまざまな不平等にも向けられています。
原著者アラステア・ペニクック氏は、1990年代から批判的応用言語学を提唱してきました。それ以降、氏の思想や問題提起は30年以上にわたり、世界各地の応用言語学者・社会言語学者・言語教育実践者に大きな影響を与え続けています。
本訳書は、ペニクック氏が2021年に出版したCritical Applied Linguistics: A Critical Re-Introduction(Routledge)の全訳です。本訳書をきっかけとして、日本の応用言語学界・社会言語学界・言語教育学界において批判的な取り組みがさらに広まっていくことを願っています。
なお、本訳書は、茨城大学の「出版等支援(学術図書)」の助成を受け、刊行することができました。お世話になったすべての方々に深くお礼申し上げます。
訳者プロフィール
田嶋美砂子(茨城大学応用理工学野 教授)
専門は批判的応用言語学、社会言語学、英語教育学。PhD(教育学)。
主な論文に、Gendered constructions of Filipina teachers in Japan's Skype English conversation industry(Journal of Sociolinguistics, 2018年)、Caring and loving teachers online: Personality in the feminized labour of Filipina English language teachers(International Journal of the Sociology of Language, 2024年, 共著)がある。
