茨城大学、日立市、千葉市の3者は3月2日、動物園学に関する研究と教育の発展を目的とした連携協力協定を締結しました。動物園を研究・教育のフィールドとする「Zoo Science Hub(ZSH)」の取り組みをさらに発展させることを目指します。
茨城大学と日立市かみね動物園は2015年、茨城大学の研究支援を受ける形で共同研究・教育の活動を本格的に開始しました。2020年には千葉市動物公園も加わり、「Zoo Science Hub(ZSH)」プロジェクトが発足しました。これまで、茨城大学の学生・教員が動物園を研究フィールドとして活用する中で、飼育員や獣医から直接指導・補助を受けたり、動物園が抱える課題を一緒に調査を行ったりするなど、共同での活動を展開してきました。現在、応用生物学野、応用理工学野、教育学野の教員を中心に活動を行っています。
また3者は、2024年にこれまでの動物園研究の成果や事例報告をまとめた学術紀要「ZOO SCIENCE JOURNAL」を創刊しました。こうしたZSHの活動は、アニマルウェルフェア(動物福祉)の啓発や市民と連携した優れた取組みを評価する「エンリッチメント大賞2024正田賞」を受賞しています。
今回の協定締結により、3者間の連携を強化し、全学的な研究開発や人材育成を進め、動物園学の研究・教育のさらなる発展を目指します。
主な連携事項は次のとおりです。
(1)共同研究・調査の実施
(2)教職員・学生と市職員との人材交流
(3)刊行物の作成
(4)シンポジウムや交流会の開催
(5)その他
今後は、大学と動物園の協働による研究・教育の推進や、動物園職員の大学院生としての受け入れ、動物園学研究に関する外部資金の共同申請、学術紀要の発行、学術交流会の開催などに取り組む予定です。
