トップに戻る

マレーシアに響き渡る「茨城大学」の魅力!
~渡邊政美特命教授の日本留学フェアinマレーシア初出展&学校訪問記~

マレーシアに響き渡る「茨城大学」の魅力! ~渡邊政美特命教授の日本留学フェアinマレーシア初出展&学校訪問記~

 茨城大学には毎年、マレーシアから意欲あふれる素晴らしい留学生が入学し、キャンパスに新しい風を運んでくれています。世界とつながる教育環境をさらに発展させるため、今年1月、茨城大学アドミッションセンター副センター長・渡邊政美特命教授、工学部・福村真紀子助教そして国際連携教育課・茂木慶斗係員らがマレーシアを訪問しました。
 JASSO(日本学生支援機構)日本留学フェア in マレーシアへの初出展に加え、現地の教育機関を訪問し、本学の魅力や学びの特色を紹介しました。
 現地で出会った生徒や教職員の真摯な姿勢、温かい歓迎、そして未来への期待。本訪問を通して得られた確かな手応えを渡邊特命教授がレポートします。

1月24日~25日 JASSO日本留学フェア in マレーシア初出展

 2026124日(土)~25日(日)、マレーシア・クアラルンプールで開催された「JASSO日本留学フェア in マレーシア」に出展しました。初出展のため来場状況を心配していましたが、フェア開始直後から本学ブースには相談者が途切れることなく訪れ、2日間で生徒96名、保護者49名が来訪するなど、想定を上回る高い関心が寄せられました。多くの生徒・保護者と直接対話できたことは、本学への期待の大きさを肌で感じる貴重な機会となりました。

 生徒からは、学修プログラム、奨学金制度、EJU(日本留学試験)の評価方法、将来の就職など、進学後の生活を見据えた具体的な質問が相次ぎ、日本で学ぶ未来を真剣に思い描く姿が印象的でした。一方、保護者からは、海外での生活環境や安全面、生活費、人間関係などについて率直な相談が寄せられ、子どもを遠くへ送り出す親としての深い愛情が伝わってきました。

 本学の「安心・安全な学習環境、チューター制度、温かな学生コミュニティ」について説明すると、多くの保護者がほっとした表情を見せ、安心して耳を傾けてくださいました。

 特に心に残ったのは、日本留学を経験した保護者の言葉です。その方は自身の体験を振り返りながら、「日本で学んだ時間は人生を支える大切な財産になった。だからこそ、子どもにも日本に留学させたい」と語ってくれました。日本での学びが人生を豊かにし、それが世代を越えて受け継がれていくことを実感することができました。改めて、未来の留学生を迎える責任と誇りを強く感じる出来事となりました。

左:工学部福村助教 右:渡邊 手前:現地高校生の相談
保護者と高校生の相談

1月26日 マラヤ大学 日本留学特別コース(AAJ)

 マラヤ大学「日本留学特別コース(通称:AAJ)」は、マレーシア最古の大学であり国内最高峰のマラヤ大学に設置された、日本の大学進学を目指す工学系予備教育コースです。

 日本に学ぶ人材を育てるルックイースト政策の流れの中で生まれ、長年にわたり日本とマレーシアの教育交流を支えてきました。将来の工学分野を担う優秀な学生に対し、日本語と理工系基礎教育を体系的に行い、これまで多くの修了生が日本の国立大学へ進学しています。

 本学にも毎年、勤勉で学習意欲にあふれる優秀な学生が入学しており、授業や研究の場面でも高い評価を受けています。AAJは、本学にとって質の高い留学生を継続的に迎え入れることができる大切な連携教育機関です。

 昨年に引き続いての訪問となった今回は、AAJ栗岡団長および浦川先生(文部科学省派遣・茨城県出身)と、今後の連携強化に向けた有意義な意見交換を行いました。

 さらに、過密な授業日程が終了した後にもかかわらず、本学の説明会のために午後5時から時間を確保してくださり、生徒50名と教職員10名が参加してくださいました。生徒の皆さんはハードな授業後でありながらも明るく、高い意識でプレゼンテーションに耳を傾けてくれました。

 説明会では、本学工学部で学ぶAAJ卒業生4名(1 DANISHさん、ALEYAさん、2 FAREEDさん、IRDINAさん)からの素敵なメッセージ動画を上映しました。誇りを持って日本で学ぶ先輩たちの姿に、在校生からは大きな歓声が上がり、本学への関心と期待の高さを強く感じました。

 今後もこの親密な関係を大切に育て、日本で新たな仲間と出会い、互いに学び合いながら、世界で人々の幸せのために活躍できる人材へと成長してほしいと心から願っています。

マラヤ大学
左から:浦川先生、渡邊、栗岡団長

1月26日 在マレーシア日本大使館

 茨城大学として、留学生獲得に向けた情報収集を目的に在マレーシア日本大使館を訪問しました。本訪問では、日本およびマレーシアにおける留学動向や教育事情を把握するとともに、今後の留学交流の方向性や本学として取るべき対応について意見交換を行いました。

 当日は、文部科学省との関わりも深く、本学の教育内容や国際化の取り組みをよく理解されている北岡参事官にご対応いただきました。本学が現地教育機関を直接訪問し対話を重ねていることについて高い評価をいただき、大使館訪問を温かく歓迎していただきました。

 意見交換では、マレーシア政府派遣留学生の送り出し機関として、工学系はマラヤ大学AAJ、文系は帝京マレーシア日本語学院が中心的役割を担っており、これらの機関との関係構築が重要であるとの助言を受けました。また、東方政策元留学生同窓会(ALPS)が現在も国内の高校や教育機関で日本留学を推進していることから、適切な機会に交流を図ることが有効であるとの具体的な提案もいただきました。

 北岡参事官からは、本学が世界に目を向けた教育を進め、マレーシアを重要な連携先として位置づけていることに対し高い評価をいただき、「勤勉で人間的にも温かい学生が多い国に目を向けていることを嬉しく思う」との言葉も頂戴しました。

 本訪問を通じて、本学の国際教育への姿勢が日本政府関係者からも評価されていることを実感するとともに、今後の留学生募集に向けた重要な示唆と信頼関係を得ることができました。

在マレーシア日本大使館
左から:安江三等書記官、北岡参事官、渡邊、茂木

1月27日 帝京マレーシア日本語学院

 帝京マレーシア日本語学院(通称:PBT)は、文部科学省準備教育課程指定校として認定を受け 日本留学を目指す学生への準備教育を行っている、マレーシア有数の日本語教育機関です。マレーシア政府派遣留学生の文系分野を担う中核校であると同時に、私費留学生を日本へ多数送り出してきた実績を持っています。工学系を担うマラヤ大学AAJと並び、日本とマレーシアを結ぶ重要な学校です。

 本学にも同学院から、勤勉で優秀な学生が入学しており、高い理解力と学習能力を生かして授業や研究の場で活躍しています。

 私たちは毎年授業参観の機会をいただいていますが、生徒の皆さんの真剣な学習姿勢、礼儀正しさ、そして将来への高い志に、訪れるたびに深い感銘を受けます。

 今回の訪問時に行ったプレゼンテーションの中で、本学に在籍する同学院出身の学生2名(人文社会科学部2年 FIRDAUSさん、教育学部2年 ANISさん、)のインタビュー動画を上映しました。日本で懸命に学び成長する先輩の姿が映し出されると、会場は自然と温かな空気に包まれ、在校生たちは目を輝かせていました。その表情から、本学への憧れと未来への希望が確かに広がっていることを実感しました。

 同学院で学ぶ学生の皆さんが、将来、日本とマレーシア、そして世界のさまざまな分野で活躍し、人々の幸せやより豊かな社会の実現のために力を尽くしてくれることを心から願っています。   
 一人ひとりが夢を抱き、世界へ羽ばたいていく姿を思い描くことは、私たちにとって何よりの喜びです。

左から:渡邊、炭谷校長、茂木、佐藤副校長
化学の授業参観

おわりに

 今回のマレーシア訪問を通じて、留学フェア、教育機関、大使館との対話の一つひとつが、本学と世界をつなぐ確かな架け橋であることを実感しました。

 現地で出会った生徒、保護者、教職員、関係者の皆さまに温かく迎え入れていただき、そのまなざしと真剣な思いに触れたことは、深い感謝とともに心に残っています。本学が国境を越えた学びの場として期待されていることの重みと喜びを、改めて強く感じました。

 この訪問で築かれた出会いと信頼を大切に育てながら、日本とマレーシア、そして世界とのつながりをさらに深めていくこと。それこそが、これからの本学の使命であり、私たちの誇りです。

 多様な仲間と共に学び合うキャンパスを実現するため、今後も関係機関との連携を広げ、学生一人ひとりの夢を支える教育環境の充実に努めてまいります。

 

        (文責:茨城大学アドミッションセンター副センター長・特命教授 渡邊政美)

【帝京マレーシア日本語学院の生徒の皆さんと撮影した集合写真】

この記事をシェアする

  • トップページ
  • ニュース
  • マレーシアに響き渡る「茨城大学」の魅力! ~渡邊政美特命教授の日本留学フェアinマレーシア初出展&学校訪問記~