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茨城大学とNEDOが起業家支援・産学連携に関する覚書を締結
―スタートアップ創出と研究者の産学連携活動を後押し

 国立大学法人茨城大学とNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、3月4日、茨城大学発スタートアップの創出に向けた支援や産学連携支援にかかわる相互協力の覚書を締結しました。

覚書への署名を終えた茨城大学の太田学長とNEDOの吉田理事
覚書への署名を終えた茨城大学の太田学長(右)とNEDOの吉田理事

 茨城大学では、技術シーズを生かしたスタートアップ創出に向け、首都圏や茨城県内の大学や研究機関と連携したサイエンスアイデアソンを開催しています。また、東京都内にあるスタートアップ促進のためのシェアオフィスCIC Tokyo内のサテライトオフィス開設、日立キャンパスにおけるインキュベーション施設「SAKURA BLOOM PARK」の整備など、スタートアップ創出やオープンイノベーションのハブとなる施設・設備の整備も進めています。

 一方、年間で約250社ものスタートアップへの支援を手がけているNEDOは、大学発スタートアップや起業家への支援に積極的な大学との相互協力を強化する観点から、これまで21の大学と協力の覚書を締結しています。

 今回の覚書では、①NEDOによる研究者と企業等とのマッチング支援、②NEDOの事業に係るセミナーや情報提供の実施、③スタートアップや起業を目指す茨城大学構成員の相談への「NEDOカタライザー」(スタートアップ支援経験の豊富な有識者)の派遣、④研究開発型スタートアップのための伴走支援人材やオープンイノベーション推進人材の育成(NEDOが実施する育成事業等への人材受け入れ)、⑤大学発スタートアップなどに対するイベントなどの支援・連携 などの取組みを連携して進めていくことを確認しました。

 3月4日に茨城大学水戸キャンパスで行われた締結式で、茨城大学の太田寛行学長は「茨城大学は同一県内における企業、自治体等との共同研究・受託研究の件数が、東京を除く関東地方で常にトップクラスだが、そのことが我々の次への展開を阻んでいるのではないかと考えている。NEDOなどと協力しなければ、次の新しいフェーズが見えないのではないかと思い、今回の連携を大事にしたい」と意気込みました。

 また、NEDOの吉田剛理事は、「科学とビジネスの近接化と言われるが、昨年ノーベル賞を受賞した2人の日本の研究者もスタートアップをもっており、NEDOも支援している。その意味で『近接』はもう起きている。幅広く大学の研究者のサポートを行い、科学とビジネスの近接化に一層努めていきたい」と述べました。

 茨城大学とNEDOは連携した取組みによって成功事例を積み重ね、スタートアップエコシステムのさらなる裾野拡大やイノベーション創出環境の整備に貢献していきます。

関連リンク

署名に臨む太田学長とNEDO吉田理事
茨城大学、NEDOのメンバーによる集合写真

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