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【教育学部ウェブマガジン】第2号特集「教育学部の芸術」
【コラム】「研究・教育の場における芸術」秋葉桃子

 音楽教育教室の秋葉桃子です。私は現在、大学で初等音楽科教育法や中等音楽科教育法の授業を中心にピアノ、幼稚園免許関連科目や教職大学院の授業など幅広く担当しています。今回は、私の①高校時代についてと②現在の授業でどのように学生と関わっているのかについてお話しできればと思います。

 高校は音楽科に在籍し、朝から晩までピアノ漬けの日々を送りました。図書館でCDを借りて聴いてはお小遣いを貯めて楽譜を購入し、新しく出会う曲にいつもワクワクしました。音楽理論や聴音などのソルフェージュも面白く、それらを理解することがピアノを弾く上でとても重要であると知ることができました。また、声楽・管弦打楽器・合唱の伴奏を通してアンサンブルの楽しさに目覚め、たくさんの本番を経験することもできました。音楽科の教師を志した理由はとても単純でした。高校での音楽漬けの毎日が楽しく、音楽を仕事にしたかったから。そして、素晴らしい音楽の先生に出会い、その姿に憧れたからです。

 現在は、教師を目指す学生たちに、演奏や鑑賞の演習を取り入れながら、どうして学校で音楽を学習するのか、どのように教材研究をして授業計画を作成するかなどについて考える授業をしています。学生の中には、音楽の授業が嫌いな人・嫌いだった人もいます。その嫌いを少しでも取り除くことは簡単ではありません。学校現場と同様に、様々な知識・技能をもった学生がいる中で、音楽科を指導するために必要な知識・技能を得て、発想豊かに音楽科の授業を計画できるようにするためには、どのような授業が良いだろうかと試行錯誤しています。

 また、音楽教育ゼミでは、それぞれ興味を持ったテーマ(音楽科の個別最適な学び、障害をもつ子どもへの指導、生涯学習としての音楽教育など)について研究することに加えて、積極的に附属学校園での演奏会を企画しています。「音楽科の学習との関連は?」の問いに、学生たちは単なる生演奏を超えた演奏会の意義を見出しています。そのために、現場の声を聞いたり、教科書を見比べたり、わかりやすい解説を考えたりと大忙しですが、達成感を味わうことができます。受験では音楽教育はありませんが、ぜひ大学入学後ゼミの選択肢の一つとして覚えていただけるとありがたいです。

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