茨城大学ホームページでは今年もいろいろなニュースを掲載してきました。そこで、2025年1月~11月の期間に公開した158本の記事のうち、「これはぜひ高校生に読んでほしい!」というニュースを学生・教職員の投票で選出しました。協力してくれた100人を超えるみなさん、ありがとうございました。
Top10をコメントとともに紹介します!
【第1位】映画『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』試写イベント開催
―陸軍基地跡につくられた茨大水戸キャンパスで戦争と平和を考える
2025年11月27日掲載 記事はこちら
栄えある第1位に選ばれたのは、講堂で行われた映画『ペリリュー―楽園のゲルニカ—』の先行試写イベントのレポート記事。太平洋戦争下のペリリュー島の戦いには、水戸キャンパスに拠点があった陸軍水戸第二連隊の兵士が多く派兵されたことから、茨城大学でのイベントが決定。戦争遺跡調査の報告をした学生たちと、主演(声)を務めた板垣李光人さんや原作者の武田一義さんとのやりとりも印象的でした。
「歴史ある茨城大学と地域とのつながりが生んだ、茨城大学だからこそ生じたイベントを伝えた記事だから」(地域未来共創学環 1年)/「戦後80年という節目の年に戦争と平和について考える良い機会となりました。戦争の悲惨さを伝えていくことが徐々に難しくなるからこそ、このようなイベントを開催し、これからの若者そしてすべての人へ『考えてほしい』と思いました」(教職員)/「茨城大学(の敷地)と太平洋戦争に関わりがあったことについては、試写会の告知を見るまで知らなかった。在学生ですらこの程度であるから、高校生ならばもっと知らないと思う。高校生には、この記事をきっかけに戦争について調べたりして、学校の授業で『太平洋戦争』という字面を学ぶだけでは得られない知識を得るきっかけにしてほしい」(理工学研究科 M1)
【第2位】持続可能なカカオ生産を!「茨大チョコレートプロジェクト」
―バレンタインを前に、カカオやチョコレートについて考えませんか?
2025年1月27日掲載 記事はこちら
第2位は農学部で取り組んでいるチョコレートプロジェクトの記事。インドネシアの零細カカオ農家の現状を知ってもらいたいという思いから、オリジナルのチョコレート商品開発を進めています。その後、11月には茨苑祭で販売も。それを紹介する記事もぜひご覧ください→記事へ
「高校までの教科書に沿った勉強と異なり、大学での勉強・研究=分からないもの・難しいものというイメージがあるのではないかと考えます。チョコレートという身近なものを対象にすることで、『茨大では楽しそうなことをやっているな』『こんなこともできるんだ』という幅を見せることができると感じました」(教職員)/「茨城大学にはこれをはじめとして、勉学のほかに様々な魅力的な活動があると思うので、それを知ってほしいから」(工学部4年)
【第3位】自分と同じ悩みを持った中高生を支えたい
試行錯誤の上開拓した「新しい居場所」とは
2025年3月14日掲載 記事はこちら
人文社会科学部の学生たちが、古民家を改装した中学生のための居場所づくりに取り組んだという記事。茨大広報学生プロジェクトのメンバーがインタビュー&執筆を担当しました。キャンパス周辺の地域の方々と協力しながら、自分たちの手でここまでやれたということに刺激を受けたという声が聞かれました。
「自ら行動を起こして社会に貢献している大学生がいることや、大学では行動を起こせば自分のやりたいことをとことんできるということがわかる記事だと思います。また、このような場所があることを高校生に知ってもらうきっかけになればと思います」(教育学部 3年)/「コミュニティを通じて茨城大学が『共生社会』を実現していくであろうことが期待できる記事です」(人文社会科学部 4年)
【第4位=】天文学・宇宙物理学用語の知見獲得に対するポップカルチャーの影響
―「〇〇ばかり見てないで勉強しなさい!」は正しいか?―
2025年3月18日掲載 記事はこちら
大学のホームページには先生たちによる最新の研究成果の記事も掲載しています。論文を基にした記事なので専門用語が多くて難しい記事もありますが、子どもの頃にSFのマンガなどに触れていると大学生になったときに天文学や宇宙物理学の知識がより身につく、というこの記事はわかりやすく感じられたようです。
「茨大の宇宙関連の研究は特色の一つだと思うので、新たな切り口から興味を持ってほしい」(教職員)/「大学でどのようなことをしているのか中高生には不透明な部分も多いが、多くの中高生が興味を持ちやすい分野を通して、その内容を知ることができるから」(工学部 4年)
【第4位=】唾液でわかる睡眠不良
機械学習により慢性的な睡眠不良を86.6%の確率で判定するための六つの代謝物を同定
2025年4月21日掲載 記事はこちら
「睡眠は非常に重要だと思います。また機械学習の活用した調査は好奇心を刺激するでしょう」(教職員)/「茨城大学の先生方がおこなっている専門的な研究の様子があらわれている記事で、内容もとても興味深いと思います」(教育学研究科 M1)
【第4位=】水戸キャンパス オープンキャンパス開催!
2025年8月4日掲載 記事はこちら
「高校生の皆さんにとって、最も茨城大学を味わえる機会は、毎夏のオープンキャンパスだと思います。いま高校3年生の方には、ぜひ来年のオープンキャンパスは運営側として、後輩たちに大学生活の楽しさを伝えてあげて欲しいです。高校1、2年生の方は、大学生になった自分をイメージする絶好のチャンスですので、ぜひ来年のオープンキャンパスに足を運んでみてください」(人文社会科学部 4年)/「オープンキャンパスの様子を通して、茨大の雰囲気を知ることができると思うからです」(人文社会科学部 2年)
【第7位=】少ない水でお米を作ろう!教育学部附属小学校×農学部
2025年5月26日掲載 記事はこちら
教育学部附属小学校での取組みのニュースもランクインしました。附属小は高い場所にあるので稲作体験をするための水を引いてくるのが大変でした。そこで今年は、水田ではなく水を張らない乾田に種子を撒いて稲を育てることに挑戦。農学部の研究室が協力して、無事に稲刈りまで済みました(→記事へ)。総合大学の附属学校ならではですね。
「身近な大学の(小規模)グローバルな感じが、身近に伝わっていたらいいな、と思い選びました」(教職員)/「農学部のSDGsにもつながる素晴らしい取り組みを紹介している。小学生の楽しそうな様子が印象的」(教職員)
【第7位=】初開催!遊べる学べるイベントデー「IBADAY」
-地域の皆さん向けにキャンパスを開放♪
2025年9月1日掲載 記事はこちら
今年始まったばかりの水戸キャンパスの開放イベントデー「IBADAY」の記事がランクイン。多彩な教員による講義やワークショップに留まらず、学生たちが運営する子ども向けの企画も多数。家族連れで楽しめる「IBADAY」は今後も3か月に1回のペースで開催します。ぜひお越しください!
「文化祭でもオープンキャンパスでもなく、よりターゲット層や自由度が高そうなイベントがあることで、茨城大学がより地域に対して開放的な印象を持てるのではと思いました。大学ってこんなところなんだということを知るという機会を、老若男女関係なくより敷居が低くもてますし、学生もスタッフで活躍していることから、茨城大学で色々な経験ができそうというイメージが持てそうです」(教職員)
【第9位=】茨大と水戸のまちが交わる春のイベントウィーク
3/25~4/4「まちのイバダイ」初開催
2025年3月14日掲載 記事はこちら
こちらも今年スタートした取組み。卒業式と大学式を水戸の中心市街地内にある水戸市民会館で実施することを踏まえ、その期間にまちなかでの連続的なイベントを行いました。商店街の街頭放送のジャック企画もあり、まちの方たちからも「次は自分たちも参加したい!」というありがたい声をいただきました。
「次世代を担う子供たちの興味を引き出すワークショップの在り方に大人も童心に戻りきっかけ作りをする大切さを考えさせれました」(教職員)/「茨城大学が、まち、地域と積極的に交流していることを知ってほしい。高校生にも参加してほしい」(教職員)
【第9位=】水戸ホーリーホックがJ2首位!
茨大ホーリーネットによるVS徳島(6/28)観戦記
2025年7月4日掲載 記事はこちら
今年の茨城のビッグニュースのひとつが、サッカーJ2・水戸ホーリーホックの優勝とJ1昇格でした。この記事は学生・教職員でつくる茨城大学水戸ホーリーホック応援ネットワーク(茨大ホーリーネット)のメンバーが、6月に行われた茨大招待デーの試合の模様をレポートしたもの。優勝直後の投票だったたけに注目が高まりました!
「地域のプロスポーツチームと連携協定を結んでいることがわかります。大学生活の楽しそうな感じも伝わると思います」(人文社会科学部 2年)/「水戸ホーリーホックがJ1に昇格した今だからこそ、この記事を紹介してほしいなと感じました」(教職員)
【第9位=】図書館に宿った絶滅危惧種のコシアカツバメたち
2025年8月22日掲載 記事はこちら
茨城大学にはいろんなお客様が訪れますが、こちらは水戸キャンパスの図書館に巣くっているツバメを紹介した記事。巣を見かけた生物学の先生から「絶滅危惧種のコシアカツバメかも」という情報が届いてから、みんなで見守ろうという動きが生まれました。
「様々な専門分野を持つ教授が集まっているからこそ生まれた出来事だと思っています。地方国公立のすごさをアピールできると思います!」(地域未来共創学環 1年)/「鳥愛好家として密かに見守ってきた一人としては、迷惑がられてしまうツバメちゃんたちを守っていこうという機運を感じ、とてもうれしかったです。小さな生き物だからこそ大事にしたい、そんな優しい気持ちを高校生にも伝えられる記事だと思いました」(教職員)/「図書館とツバメの巣という意外な組み合わせからさらに意外なことが分かり、大学の多様性(何でもあり感)の一つを示す記事だと思います」(教職員)
いかがでしたか?気になった記事は見つかりましたか?
ちなみに投票対象は1~11月のニュースでしたが、12月もグッドなニュースがありました。オマケで2件ご紹介します!
【オマケ】2025年12月のニュースからピックアップ!
【御礼】茨城大学五浦美術文化研究所クラウドファンディング第一目標達成!
2025年12月4日掲載 記事はこちら
北茨城市にある六角堂でおなじみの茨城大学五浦美術文化研究所。その創立70周年を記念して、2011年の東日本大震災後に再建された現在の六角堂の外壁の再塗装や、玄関口である長屋門の修繕のためのクラウドファンディング(CF)に取り組んでいます。CFでは多くの方から支援をいただき、岡倉天心の遺跡を未来へ受け継いでいくことの責任を改めて噛みしめています。
茨城大学地球・地域環境共創機構が気候変動アクション環境大臣表彰を受賞
2025年12月5日掲載 記事はこちら
茨城大学といえば「総合気候変動科学」。その一翼を担う地球・地域環境共創機構(GLEC)が、2020年に続き2回目の気候変動アクション環境大臣賞を受賞しました。今回はGLECの一丁目一番地である「適応策」の取組みが評価を受けての受賞です。