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【E.S.S.柏倉さん】茨大生・教職員が選ぶ!わたしの推本
―生協学生委員会がインタビュー

 茨城大学生活協同組合書籍部と生協学生委員会(GI)では、今の学生生活の実態を正しく捉え直し、もっと書籍部へ足を運びたくなるような取組みとして、おすすめ書籍「#推本」企画を実施しています。
 茨大生・教職員が選ぶそれぞれの「推本」について、GIメンバーが選者へのインタビューを通じて紹介していきます。今回はE.S.S.で代表を務める柏倉楓人さん(教育3年)の「推本」です。

推本インタビュー_柏倉さん推本.jpg

柏倉さんの推本

  1. 有村浩 著『三匹のおっさん』(文藝春秋、2009年)
    三匹のおっさんが地元の悪を退治していくストーリーで、警察が立ち入らないようなむず痒い問題に立ち向かい痛快に解決するシーンが最高に面白いです!さらにおっさんになっても新しいことに挑戦しようとする主人公たちの姿に感化されます。とても面白い作品なのでぜひ読んでみてください!

柏倉さんと読書

 柏倉さんに読書についての考えなどをお聞きしました。

推本インタビュー_柏倉さんインタビュー.jpg

Q.柏倉さんの簡単な自己紹介と所属しているE.S.S.の活動について教えてください。

 教育学部教科教育コース理科選修3年の柏倉楓人です。E.S.S.のプレジデント(=サークル長)を務めています。
 E.S.S.とは"English Speaking Society"の略で、ディスカッションを中心とした英語に関する活動をしています。基本は週に2回、水戸キャンパスの茨苑会館で活動していますが、週末に他大学と交流することもあります。普段の英語を使った活動のほかに、合宿など日本語で会話して楽しむイベントもあり、英語が得意な人だけでなく話すのが好きな人や自分の居場所が欲しい人も歓迎しています。

Q.柏倉さんはどのような本を読みますか。また、日常的に読書はされますか。

 「もし自分だったらどうするか」といったように、自分の立場に置き換えられる本が好きです。主に中学生の頃は趣味として小説を読んでいましたが、現在は自己啓発本のような自分の糧になるような本を読むようになったかもしれません。新型コロナウイルスによる規制が厳しかった1年生の頃は家で読書をすることが多かったですが、規制が緩んだ2年生あたりからあまり読まなくなりました。中学生時代は本に触れる機会が多くあり読書もよくしていたので、同じように今も本に触れる機会が増えればもっとたくさん本を読みたいと思います。

Q.普段はどのような時に本を読みますか。

 日常的に本を読むという習慣はなく、基本的には思い立った時に読みます。例えば授業中に教授から質問をされた際は授業後に自分が気になった点を解消するために本を探したりしますし、周囲の人から投げかけられたワードから気になったテーマの本を探すことが多いです。新しい知識を得るためというより、気になった物事の理解を深めて新しい視点を得るために読書をしていますね。

Q.今回『三匹のおっさん』を選書された理由を教えてください。

 大学入学後はあまり本を読まなくなり、現在読んでいるような自己啓発系の本をおすすめするのも何か違うなと個人的に感じていたのですが、そのような中で中学校の朝読書の時間に好んで読んでいたこの小説が真っ先に思いついたため、選書させていただきました。この本のタイトルに惹かれて手に取り、あらすじを読んでよりこの本に興味を持ったのが読み始めたきっかけでした。3人のおじさん達がトラブル解決のために動き出すというストーリーが面白く、この日常の中にあるヒューマンドラマが私は好きです。「自分だったらどうするだろう...」と引き込まれるストーリーも魅力的でとても面白いので、皆さんにも是非読んでいただきたいです。

推本インタビュー_柏倉さんと学生.jpg柏倉さんのほか、E.S.S.のメンバーの皆さんに選んでいただいた"推本"は、生協書籍部にて紹介しています。是非お越しください!

(取材・構成:生協学生委員会 鈴木 啓史(人文社会科学部4年))