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JA共済連茨城から学生へ食料品を寄贈
―未来を担う茨大生に地元茨城のおいしい農産物を

 コロナ禍に加え、長引く物価高騰の影響を受けている学生の生活支援として、このたび、全国共済農業協同組合連合会茨城県本部(JA共済連 茨城)から、お米(茨城県オリジナル品種「ふくまる」)やレトルトカレー、カップ麺などの食料品が寄贈されました。JA共済連 茨城からの学生に対する食の支援は、今回で3回目となります。

 3月30日、水戸キャンパスにおいて、JA共済連 茨城の飯田高久本部長、茨城大学生活協同組合(茨城大学生協)の松村初理事長、本学の太田寛行学長らの出席のもと、贈呈式がおこなわれました。

DSC_9160.JPG 飯田本部長は「新型コロナウイルスが確認されて3年。学生の皆さんはコロナ禍において生活スタイルや学修環境の急激な変化に戸惑いながらも懸命に学業に取り組まれてきた。そのような中で物価高という状況は、皆さんの日常生活にも大きな影響を及ぼしていると思う。食料の支援によって、生活への不安を払拭し、学問や研究に勤しむととともに、豊かな大学生活を過ごしていただけることを願う」と、今回の支援への思いを述べました。

 また、太田学長は「今年も学生たちに食料の支援をいただき、感謝申し上げたい。先日の卒業式では卒業生たちがキャンパスで別れを惜しんで語り合う姿が多くみられ印象的だったが、こうして笑顔で本学を旅立っていくことができたのも、地域の皆さんのご支援があってこそだと実感した。われわれ教職員も、学修や研究に励む学生たちが高く羽ばたいていけるよう、引き続き教育や学修支援に努めたい」と話しました。

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 贈呈式には支援を受ける学生の代表として、小林亮太さん(人文社会科学部・新3年)も出席しました。小林さんは「コロナの影響でリモート授業が多く、友人ができるかとても不安で精神的にも苦しい状況が続いた。アルバイトも十分にできず、思うように収入を得られない学生も多いため、こうして食の支援をいただき生活の支えとなっている。少しずつコロナ禍以前の状況に戻りつつある一方で、今度は物価高騰の波が押し寄せてきており、またこうしてご支援いただけることをありがたく思う。より一層茨城大学での学業に励んでいきたい」と謝辞を述べました。

 寄贈された食料品は、茨城大学生協の協力のもと、各キャンパスの学生たちに手渡される予定です。

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(取材・構成:茨城大学広報室)