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茨城大・群馬大 大学院の教育研究交流に関する協定を締結
―「未来をどう共有していくかという視点をもった協定」

 茨城大学と群馬大学は、2023210日、大学院の教育研究交流に関する協定を締結するとともに、その協定に基づく単位互換に関する覚書を交わしました。同日、両大学をリモートでつないで締結式を執り行い、茨城大学の太田寛行学長、群馬大学の石崎泰樹学長がそれぞれ協定書と覚書に調印しました。

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 今回の協定と覚書により、茨城大学大学院農学研究科が開設する授業科目と、群馬大学食健康科学教育研究センターが開設する授業科目との間での単位互換が可能となります。
 そのねらいについて、茨城大学の宮口右二農学研究科長は、「茨城大学の農学研究科は食品の生産に力点を置きがちなのに対して、群馬大学の食健康科学教育研究センターは食べものと健康の関わりに着目した活動を強みとしている。両者が連携することで、生産・加工・健康というトータルな視点での教育・研究を強化できる」と話しています。

 今回の連携協定を契機に、今後、両大学における農学分野以外での連携も活発化していくことが期待されます。締結式で太田学長は、これからの展望を踏まえ、「従来の単位互換等の協定は現在の大学の活動をどう共有するかということに関心があったが、今回の群馬大学様との協定は、未来をどう共有していくかという視点をもったものだ。今までと違う新しい歩みが相互にできるのではないかと思うし、日本の中でも誇れる取り組みではないか」と述べました。
 また、群馬大学の石崎学長は、「本学としては食健康科学教育研究センターの教育、研究、社会貢献活動を強化して大学院の設置をめざしているところ。そのような折に大学院の教育研究交流に関する協定というお申し出があり、本学としてはまさに渡りに船と受け止めている。日本の明るい未来のために茨城大学と群馬大学が連携を強めるということは非常に大切なことだと考えている」と話しました。

宮口農学研究科長、久留主泰朗理事・副学長、太田学長、佐川泰弘理事・副学長左から宮口農学研究科長、久留主泰朗理事・副学長、
太田学長、佐川泰弘理事・副学長