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工・多田昌平助教が文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞

 本学大学院理工学研究科(工学野)の多田 昌平 助教がこのたび、令和4年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の若手科学者賞を受賞しました。表彰式は、420日、文部科学省講堂にて受賞する代表グループの出席のもと行われ、その模様はライブ配信されました。

 「科学技術分野の文部科学大臣表彰」は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者を顕彰するもので、科学技術賞(計5部門)、若手科学者賞、創意工夫功労者賞の3つの賞で構成されます。このうち若手科学者賞は、萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績をあげた40歳未満の若手研究者が対象で、今年度は応募者数371名のうち98名が受賞しました。本学の研究者の同賞受賞は、平成312019)年度以来、3年ぶりです。

 今回受賞した多田助教は反応工学・材料工学を専門分野としており、多角的な分析を積み重ねて触媒の反応機構を解明すること、さらにそれに立脚した新たな触媒開発に取り組むことの両輪を重視して、ゼロ・エミッション社会に貢献する触媒の創成に従事しています。本受賞は、「反応機構に立脚した二酸化炭素水素化触媒の開発研究」という業績が評価されたものです。

 なお、62日(木)13時より、本学主催の記念講演会を開催する予定です。本講演会はオンラインでどなたでもご参加いただけます。詳しい情報は本学のホームページで後日お知らせします。

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