1. ホーム
  2. NEWS
  3. 1・2年生向け部活・サークルのプレゼン&交流イベント「ウェルコレ」 ―企画した「部活コンサル」のメンバーが語る想い

1・2年生向け部活・サークルのプレゼン&交流イベント「ウェルコレ」
―企画した「部活コンサル」のメンバーが語る想い

 1・2年生に向けて部活・サークルの情報を提供するプレゼン&交流のイベント「Ibadai Welcome Collection(ウェルコレ)」が、4月17日・18日にオンラインで開催される。53団体が登場予定で、4月7日時点で1・2年生から既に450人以上の参加申し込みがあるそう。企画しているのは、「部活コンサル」という学生プロジェクトだ。メンバーの根岸彩夏さん(人文社会科学部4年)と小坂亮太さん(大学院理工学研究科博士前期課程2年)に話を聞いた。

bukatsucon1.jpg「ウェルコレ」のポスター

地方大学での部活動を持続的なものにするために

―名前のとおり、部活のコンサルをしようということですよね。発足の経緯は?

根岸「本格的に動き出したのは去年(2020年)の9月頃ですね。私自身のラクロス部での体験が背景にあります。ラクロスはあまりメジャーじゃないので、リーグが北関東とかの単位ではなくて、東京の私大も含む関東の単位。そうすると大会もだいたい都内とかが多くて、遠征費がかかってしまいますし、水戸にコーチもいないので、県外から呼ぶにもお金がかかる。そうすると、部費が高くなり、部員が辞めて活動できなくなってしまう...そんなふうに、地方大学ならではの事情が部活全体の問題につながってしまうんですよ。この状況を改善したいと思うようになりました」

bukatsucon2.jpg部活コンサルを立ち上げた根岸さん

―どんなアプローチで?

根岸「地方大学だからこそ、もっと地域の人たちや企業とつながることで、勝利以外の価値も見出してモチベーションを高められる部活になるんじゃないかと。それで、地域と部活と大学の3つの連携に重きを置く活動として、学外でマネジメントコーチをやっている方などの助言もあり、企業や自治体と連携して事業を行っている社会連携センターにも相談し、学プロ(「学生地域参画プロジェクト」の通称)として立ち上げました」

―根岸さんが感じていたような課題は、他の団体でも抱えている?

根岸「団体の熱量や活動目的によって差があるとは思いますが、具体的な状況はわからなかったので、まずは茨城大学に所属している課外活動のメンバーやコーチ含めた方々にニーズ調査を行いました。課題や活動のメリット、地域の企業にどんな貢献ができるか、反対に企業にどんなことを求めるかを調べたんです」

まずは目の前の問題から

―ニーズ調査からわかったことは?

根岸「活動のメリットとしては、大学生活が充実したものになるとか、体力づくりになるとか、今現在の利点に着目している回答が多くて、私が思っていたような、地域への貢献や将来に役立つといった意見は少なかったですね。課題についても、練習時間がとりづらいとか、コロナ禍での練習環境の悪化に対する不満の声が多く、自分がもともと想像していたものとはギャップがあるなと思いました」

bukatsucon3_graph.jpg「部活動のメリット」についての回答

―戦略的にマネージしていこう、という感じはあまりない?

根岸「そこまで至らず、まずは目の前、今日・明日の問題が大きいのだと思いました。なので、もともと私たちは地域に出て連携していくということを展望で掲げていたんですけど、今やるべきことはその前段階で、部員が少ないとか場所が確保できないといった、学内の部活動のそもそもの充実から始めていかないと発展もさせられないと思ったんです」

新入生・2年生と課外活動の接点をつくる

―小坂さんはいつから部活コンサルに関わっているんですか?

小坂「だいたい1ヵ月ぐらい前からですね。学プロの情報ということで全学生に送られてきたメールで知って。学部時代に漕艇部に所属していて、根岸さんが言ったような問題点を僕も感じていたんです。部活の活性化ができればと思って参加しました」

bukatsucon4_osaka.jpg趣旨に共感して仲間に加わった小坂さん

―今は何人で活動を?

根岸「発足時が4人。それに、小坂さんともうひとり、フォーミュラ部の大学院生が加わってくれて、今は6人になりました。まだまだ仲間が欲しいですね」

―今回企画した「ウェルコレ」の狙いは?

小坂「まずは新入生や2年生に、こんな部活があるんだということを知るきっかけを作りたいです。去年は新歓祭がなくなって、部活に入る学生が減ってしまったので...」

―参加を呼びかける上でどんな工夫を?

根岸「まずは巻き込むことを大切にしています。私たちがやりたいことをやるというよりも、団体側のニーズがあっての活動なので、今はギブ・アンド・テイクのギブ、貢献に徹したいと思っています。Twitterではいろんな団体のメンションをつけてツイートすることで、各団体がまず気づいてシェアしてくれて、さらにそのフォロワーが存在を知って......というふうに、SNSの拡散力を最大限活用しています。あと、今回は社会連携課や学生支援課など、大学の方たちも協力してくださっている公認のイベントということが伝わるようにも努力しています」

小坂「今回、団体の参加枠を絞っていたのですが、それ以上の応募が来ました。やはり需要があったんだと思いますね」

bukatsucon5_twitter.jpg細かな配慮が行き渡るツイート

―よりよい交流につながるよう、どんな工夫を考えていますか?

根岸「当日はリアルタイムでの質疑応答の場を設けますし、それでも時間が足りなくてできないこともあると思うので、事後アンケートも設け、そこで興味のある団体や興味をもったポイント、質問などを挙げてもらって、その結果を発表団体に還元したいと思います。ウェルコレだけで終わらせないで、相互のコミュニケーションが続くような仕組みを作りたいです」

今後のビジョン―知識をつけて悩める団体のメンターに

bukatsucon6_futari.jpg

―部活コンサルとしての今後のビジョンは?

根岸「課外活動を人間関係やチームづくりを学ぶ場にしたいと思っている人や、大学の方針とか取り組みに不満をもっている人にどんどん入ってほしいです。そういう人たちがコーチングやチームづくりの専門家に話を聞いて勉強したり、大学がどんな施策をとっているのかとか、どういう方向に行きたいのか、について直接話を聞いたり、あるいは地域の企業の人がどんなことを考えているかを学ぶ。そうして知識を得たメンバーが、団体の運営に悩んでいる代表のメンターのような形で相談に乗ったりできたらいいなと思っています。でもいかんせん、やりたいことに対して人が全然足りないので、ちょっとでも興味があれば気軽に仲間に加わってほしいと思います」

Ibadai Welcome Collection(ウェルコレ)

  • 日時:2021年4月17日(土)・18日(日)各日10時~17時
  • 実施形態:Zoomウェビナーを用いたオンライン開催
  • 定員:970名(定員に達し次第締め切り)
  • 参加方法:【こちらのフォーム】から登録。4月15日23:59まで
    (Zoomのアクセス情報は後日メールで案内)
  • 主催:部活コンサル(Twitter:@ibadai_bc
  • 協力:社会連携課・広報室・学生支援センター


bukatsucon7_timetable.jpg

(取材・構成:茨城大学広報室)