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学長からのメッセージ
―前学期授業期間の終了を迎えるにあたって―

 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、前学期は入学式をはじめとする行事の中止、授業開始日の延期や入構制限など、皆さんの教育環境に多大な影響を与えていることを、誠に残念で申し訳なく感じております。本学ではこれまで、ガイドライン策定などを通じた感染防止策の徹底や、独自の奨学金制度を含む経済的支援、ガイドライン策定などを通じた感染防止策の徹底や、独自の奨学金制度を含む経済的支援、オンラインも含めた心身等の相談対応など、学生の皆さんの安全を守りながら教育を継続するため、できうる限りの取り組みを行ってまいりましたが、特に新入生の皆さんはキャンパスへ登校できず、級友とも対面できないもどかしさや孤独感、不安を抱えている人も多いことと思います。保護者の皆様におかれましても、ご子息、ご息女が充実した学生生活が送れていないのではないかと、ご心配がおありかと思います。本学としても一番心配をしているところでございます。

 残念ながら全国で連日1000人を超える感染者が確認され、茨城県においても年齢・職種・地域ともさまざまな感染者が確認されている中で、全国都道府県から本学学生が一斉に集合し、また県外を含む広域からの通学を考えたとき、感染リスクは引き続き予断を許さない状況にあると言わざるを得ません。

 一方で、もとより大学教育は、キャンパスを主として、その知識や技能を教授し、仲間と協働して学ぶことを通じて、コミュニケ―ション力や社会人としての素養を身につけることを主眼とし、さまざまな保有施設を活用した授業時間外の生活も含めて全人的成長へ導くものと考えております。このたびの措置はあくまで緊急避難的なものであり、後学期に向けて、感染防止に配慮しながら対面授業の再開を目指してガイドラインを策定し、感染防止環境を整備するなどの準備を進めています。

 本学としては、孤立した大学生活をこのまま進行することは決して本意ではなく、今後の「新しい日常」の中で、学修効果や学生生活の充実の面から最良の方策を常に検討し、遠隔授業と対面授業の併用や、特に新入生の皆さんに向けては級友や教員とのコミュニケーションの場の提供など、提案していきたいと考えています。後学期以降の対応について、詳しくは授業開始の9月29日までに十分な余裕をもって改めてお知らせする予定です。

 学生の皆さんは、この非常事態に何をすべきかを考えて懸命に過ごすことは、これからの人生に大いに役に立つはずです。あわせて知的好奇心を伸ばすいい機会でもあります。わからないことがあれば、クラス担任や大学入門ゼミの指導教員などに相談し、実りある時間にしてほしいと願っています。ストレスや不安を感じたら、決して一人で抱え込まず、いつでも信頼できる人や友人に相談してください。困ったときには、なんでも相談室、保険管理センターをはじめとする本学の各種相談窓口も遠慮なく活用してください。

 保護者の皆様におかれましては、今度とも温かなご理解、ご協力を何とぞよろしくお願いいたします。

国立大学法人茨城大学長
新型コロナウイルス感染症対策本部長
太田寛行

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