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人気の公開臨湖実習 今年は遠隔実施で全国どこからでも参加可能!

茨大名物のひとつ!公開臨湖実習

 茨城県潮来市、霞ケ浦を構成する北浦のほとりにある茨城大学地球・地域環境共創機構 水圏環境フィールドステーション(20204月に広域水圏環境科学教育研究センターから組織変更)。ここは文部科学省に認定された全国唯一の湖沼の教育関係共同利用施設で、毎年夏の時期に「公開臨湖実習」を開催して全国からたくさんの学生の実習を受け入れており、茨大の名物のひとつになっています。
 初めて出会う、専門も大学もバラバラの学生たちが、数日間寝食をともにしながら、ときにはボートにも乗って水質や生態系の調査を行うこの実習は、授業の受講料が無料ということもあり、毎年人気を博しています。

臨湖実習1

新型コロナウイルス感染症の影響 

 ところが今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により、全国各地からやってきた学生たちがひとつのフィールドで実習に取り組むという形式での実施は、困難な状況です。そこで同ステーションで検討した結果、今年は完全リモートで実施することになりました。
 今回のリモート型公開臨湖実習のラインナップは、

  • 巨大湖の生態系と環境問題―霞ケ浦や他地域の湖沼での調査・実験から理解する
  • 追跡!巨大ナマズ―湖沼の外来生物問題の最前線
  • 堆積環境調査実習―地層や地形の形成プロセスから過去を知るための観察・分析法―(※実施の可否を検討中)
  • 巨大湖を図る―さまざまな最新調査ツールで霞ケ浦の環境計測をしてみよう―


といった感じ。オンラインということで、例年に比べると講義のウェイトが大きくなりますが、さまざまな採取や検査のキットを受講者に送り、それぞれの地域で周辺の湖沼などを調査してもらい、そのデータをシェアするということも試みたいということです。

臨湖実習2

安全への考慮

 湖沼での実習にあたっては、水の事故やケガを起こすことがないよう、毎年細心の注意を払っています。霞ケ浦での一斉調査であれば、各参加者の動きに教員や学生スタッフの目が行き届きますが、リモートではそうはいきません。担当の加納光樹准教授は、「リモートだからこそ、安全に実習ができるよういつも以上に対策を考慮する必要があります。安全管理の説明、保険の加入なども含めて万全の態勢でみなさんの参加を受け入れたいと思います」と話しています。
 毎年授業料は無料ですが、今年は潮来市への交通費もかかりません。おうちでできる臨湖実習、興味のある全国の学生のみなさん、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

 応募締め切りは7月10日。詳しい情報は、茨城大学地球・地域環境共創機構 水圏フィールドステーションの公開臨湖実習のホームページをご覧ください。

臨湖実習3