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新型コロナウイルス感染症に係る緊急学生支援パッケージを発表

 茨城大学では、新型コロナウイルス感染症に伴うさまざまな状況変化により、経済的・精神的に厳しい状況に置かれている学生に対する既存・新規の支援内容をまとめた緊急支援のパッケージを、58日に発表しました。

>>新型コロナウイルス感染症拡大に係る緊急学生支援パッケージ

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 本学では、428日~30日に全学生に対して生活状況についての緊急調査を行ったところ、約半数にあたる3,935件の回答があり、このうち新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、アルバイト料や仕送り等の収入について半分程度あるいはそれ以上の減少があったかを尋ねた質問では、1,815人(46%)が「(収入の減少が)あった」と回答しました。

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 こうした状況を受け、本学では、遠隔授業の受講環境が不十分な学生へのノートPCへの貸し出し、カウンセラー等による相談対応といった従来の支援に、生活困窮学生の当面の生活資金とするための本学独自の緊急支援奨学金などを新たに加え、それらの支援内容を、緊急支援パッケージとしてまとめ、58日に発表しました。

 このうち、生活困窮学生に対する緊急経済支援奨学金については、給付型奨学金制度を新たに設け、生活が困窮した学生200人を対象に、一人あたり5万円の奨学金を支給します。また、貸与型奨学金制度もあわせて新設し、15万円を上限に奨学金として貸与することとします。これらの財源については、ウェルシア薬局株式会社からの支援金や茨城大学基金の修学支援基金事業に寄せられた寄附金などを活用し、給付型奨学金の申請は58日夕方よりオンラインで受け付けます。(→5/13(水)17時に受付を終了しました)

 さらに、高等教育の修学支援新制度(いわゆる「高等教育無償化」)の対象外となる大学院生・留学生等への授業料減免の適用、下級生のメンター(指導・助言者)や遠隔授業のアシスタントといった勤労の場の提供による経済支援制度を構築し、国や地方自治体の支援制度などとあわせて、学生の安心・安全な学生生活を支援します。また、各種支援は、今後も感染症の状況や財源に鑑みて継続的に検討していきます。

太田寛行学長のメッセージ

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 遠隔授業はスムーズに開始できたものの、多くの学生が経済的・精神的に厳しい状況に置かれており、特に新入生については新しい環境に適応する機会を提供できていないことに、教職員一同強く心を痛めています。このような状況においてこそ、すべての学生が自由・自発的に行動できる学びの場を提供するために、緊急支援の内容をまとめました。これらの制度の構築にあたっては、卒業生を始め、多くの方からご寄附をいただいていることに感謝いたします。収入が減った学生の数の多さに対し、まだ不十分な点もありますが、茨城大学では、国や自治体等による支援と組み合わせ、学生たちの誰一人取り残すことなく、安心・安全な大学生活を提供していけるよう努めます。皆様からの引き続きのご支援もぜひお願いいたします。

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