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【学生の皆さんへ】授業実施方法等の変更に伴う学長からのメッセージ

 学生の皆さん!
 私たち教職員はキャンパスや授業で皆さんの元気な姿を早く見たく思っていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、授業開始を遅らせました。私たちにとっては辛い判断でしたし、学生の皆さんも残念だったと思います。まず、このような状況に対する皆さんの理解に感謝いたします。

 さて、4月に入って、本学では新型コロナウイルス感染症の対応活動基準を定めて、茨城県内の感染状況に応じて教育活動を行うことと決めました。事態の変化は早く、413日には、茨城県より全県地域に対する不急不要の外出の自粛要請が出されました。私たちはこの自粛要請を厳正に受け止め、活動基準を全学的にレベル「2(高度警戒)」へ引き上げる判断をしました。これにより、授業については「遠隔授業」の方法を主体として実施し、学生団体・サークル等の課外活動を全面禁止することとしますので、ご理解いただければと思います。

 新入生の皆さんのなかには、はじめてひとり暮らしをするという学生や、大学での学修や履修登録の仕組みを十分に理解できないままに、自宅等での遠隔授業の対応に移行することについて、不安を持っている学生もいることと思います。また、実際に急な対応に困難をきたしている学生たちがいることも察しています。学生の皆さんにはまずは自分と周囲の人の健康を守る行動を求めますが、私たちとしては「誰ひとり取り残さない」という姿勢のもと、遠隔授業やオンラインによるガイダンス等への対応が困難といった事情を抱えた学生に対して、感染防止に十分配慮をした上で、対面指導などの機会も用意し、しっかりと支援します。不安を感じている学生の皆さんは所属学部・研究科等に遠慮なくご相談ください。

 人と人との接触を妨げる新型コロナウイルス感染症の拡大という事態は、国境やジェンダーの枠をこえた多様な人たちがひざを突き合わせて意見を交わし、知を生み出していくという大学の本質に対して、間違いなく大きな脅威といえます。そしてこのウイルスとの闘いは世界に大きな変化をもたらしつつあります。医学的な専門知はもちろん、この変化を捉えて新たな世界を展望することも、あるいはそれに適応する様々なテクノロジーを開発することも、大学の大きな使命です。そうした大学の役割を切れ目なく発揮するため、教職員一同努めてまいりますので、皆さんの理解と協力をお願いいたします。

2020414
茨城大学長 太田寛行