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令和2年度新入生からの誓詞&太田寛行学長からのメッセージ

 本学の令和2年度入学式は、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて開催をとりやめました。入学式にて誓詞を読み上げる予定だった学部入学生総代の教育学部・藤優介さん、大学院入学生総代の農学研究科・渡邉明花さんからの入学にあたっての誓詞をもらいました。太田寛行学長から新入生へのメッセージとともにご紹介します。

誓詞:学部入学生総代 藤優介(教育学部教育実践科学コース)

 希望あふれる春の光を受け、満開の桜が美しく照り映えています。このような良き日に茨城大学に入学できることを大変悦ばしく思います。

これから茨城大学で過ごす4年間、自らの目指す未来の実現に向けて努力を惜しまず、確かな知識と技術を習得し、共に学ぶ仲間と互いに高め合っていきます。

 また多くの人との関わりを通して自分自身を見つめ、新たな可能性を探究すると共に、多様な問題を抱え変化に富む地域社会や国際社会に貢献できる人材となることを目指します。

 私たち新入生一同は、本学の学生としての自覚と誇りを胸に知を愛すると共に、より良い未来の実現に向けて精進し、実り多い学生生活を送ることを誓います。

誓詞:大学院入学生総代 渡邉明花(農学研究科修士課程)

 生命が生き生きと活動を始め、春の訪れを感じる季節となりました。今日この日に、歴史と伝統ある茨城大学に入学できることに喜びと誇りを感じると共に、大学院生として新たな一歩を踏み出すことに身の引き締まる思いです。

 さて、私たちは今、大きなうねりの中にいます。中国の武漢市から発生した新型ウイルスは瞬く間に広がり、いまや世界中の人々に影響を及ぼしています。それに伴い、本来ならば入学式にて披露する予定だった誓詞も、このような形で述べさせていただくこととなりました。また、この状況の中で、あらためて現代社会のグローバル化を実感し、世界に通じる高い知識と技術力がさらに求められていくと深く感じています。

 これから修士課程で過ごす二年間は、学部生活の半分という短い期間ではありますが、自らの目指す未来を実現するための糧となる重要な期間だと思います。私たち新入生一同は、これから多くの経験を重ね、自分自身の新たな可能性を探求すると共に、よき仲間たちと切磋琢磨していくことを誓います。

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太田寛行学長から新入生へのメッセージ

 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。本来ならば、入学式の会場で皆さん全員を迎えて祝辞を述べる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、皆さんへの感染リスクをできる限り減らすことを考えて、入学式を中止しました。式典を楽しみにされていた皆さんとご家族の気持ちを思うと、とても辛い判断でしたが、どうぞご理解ください。

 さて、本学に入学された皆さんに、黄色の小冊子("茨城(イバ)大学(ダイ)コミットメントブック")をお送りしました。ご覧いただけたでしょうか。この小冊子は、学生と教職員だけでなく、地域の人たちも含めた3者の間で結ぶ「学びの約束」を記したものです。最後まで読み通して、高校とは違う大学での学びをイメージしてください。私が強調したいことは、大学での学びは学生個人のためではなく、社会にも影響を及ぼす公的なものということです。例えば、学びの集大成である卒業研究は、答えがまだ見つかっていない未知・未踏の研究分野への挑戦とも言えます。その作業の過程には、教職員との協働だけではなく地域の人たちや国内外の人たちが関わっています。皆さんの研究成果が地域に還元されれば地域は変わり、世界の人々にも影響を及ぼす展開になることもあります。

 大学は、社会を先進化させるエンジンとしての役割だけでなく、高い倫理観をもち持続可能な社会の担い手となる市民を育てること、豊かな人間性をもち、多様な文化と価値観を尊重する人間を育てる場でもあります。皆さんが、4年後、専門性を身につけるだけでなく、市民、人間として自立して生きる姿を想像して、私たち教職員は皆さんを応援していきます。

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