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株式会社サザコーヒーとの連携による従業員向けリカレント教育を開始

 茨城大学では、株式会社サザコーヒーとの連携による同社従業員向けのリカレント教育プログラム「SAZA campus cafe program」を新たに開講しました。

 茨城大学は、社会人の学び直しニーズに応える「茨城大学リカレント教育プログラム」(オープンコース・専門コース・カスタムコース)の提供を、今年(2019年)4月から本格的に開始しました。このうちカスタムコースは、企業・団体の要望にあわせて教育プログラムをカスタマイズして提供する本学独自の仕組みで、大学の教育リソースを活用した地域づくりの新たな取り組みとして大きな注目を集めています。

 ひたちなか市に本社を置く株式会社サザコーヒーは、南米・コロンビアに直営農園をもち、県内外の店舗で本格的なコーヒーを提供しています。地域やストーリーにこだわった商品展開も特徴で、茨城大学との間でも、キャンパス内への出店に留まらず、美術思想家・岡倉天心の「茶の本」の思想に着想を得た「五浦コヒー」という商品の共同開発や、店舗での調査や企画提案を含むプロジェクト型の授業の実施など、さまざまな連携事業を進めてきました。

 今回のリカレント教育プログラムは「SAZA campus cafe program」と名づけられ、同社の希望に応じて経済やビジネスなどに関する科目を提供しており、2019年度後期は8名が受講します。同社にとっては、従業員が働きながら週1回程度茨城大学に通って任意の科目を受講することで、自らの仕事に関わる背景や文化への理解を深めることを促すとともに、新しい働き方を推進するねらいがあります。

学長から受講者へ受講許可証を手渡し

 926日にサザコーヒー茨城大学ライブラリーカフェ店の店内で行われた開講式では、三村学長が「大学でのいろんな交流の中で、知識だけでなく、考え方、ものの見方、切り取り方などいろんなことを経験し、身につけることが、仕事の面だけでなく生活の仕方や人生を豊かにすることにつながる」と語り、受講者ひとりひとりに受講許可証を手渡しました。
 続いてサザコーヒーの鈴木誉志男会長から「みなさんの心の履歴書の中で『大学で学んだ』という経験が加わることは素晴らしいこと。人生のよい時間を送れると思います」とエールを送られた受講者は、「社会がめまぐるしく変わる中でこのように学ぶ機会を与えてくださることに感謝したい。大学の授業を受けられるというのは楽しく心踊ることだが、学んだことを仕事に活かし社会貢献したい」と抱負を語りました。

鈴木会長から受講者へエール

 また、開講式終了後には鈴木会長による特別講演会も開催。講演で鈴木会長は、「五浦コヒー」の開発の背景や本学への出店の経緯に触れた上で、「大学の知の財産を、私たち起業が掘り起こし、商品にしてブランドとして活かす。それは、大学が地域に信頼されているからこそできることだ」と述べ、約60人の参加者は熱心に耳を傾けていました。

特別講演会で講演する鈴木会長