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【いばらき創業10,000社プロジェクト2019】
茨城大学・起業セミナーを開催

 822日、茨城大学水戸キャンパスにおいて「茨城大学・起業セミナー」が開催されました。このセミナーは、茨城県が2017年から行っている「いばらき創業10,000社プロジェクト事業」の取り組みの一つで、今年で3年目。本セミナーの開催は、昨年に続き3回目の開催となりました。

 前半は、「新しいビジネスを捉える視点」というテーマで、本学人文社会科学部の今村一真教授による講演が行われました。マーケティングが専門の今村教授は、自身の経験を踏まえながら、起業をする上での基本的な流れやマーケティングに関する基礎知識を説明しました。また、近年の茨城県での起業に関する現状について、実際の統計データを用いて解説。「茨城県は首都・東京に近いにもかかわらず、人口比でみると上場企業数の多さは上から38位と、決して多いとは言えない。理由の一つとして、賃金構造に恵まれている県であるがゆえに、新しいことをやろうという雰囲気が生まれにくい。」と考えを述べました。

 続いて、起業を考えるために重要なポイントを紹介。多くの参加者が、スマートフォンでスライドを撮影し、熱心に話を聞く様子がみられました。

起業に必要なポイントを参加者に伝える今村教授

 セミナー後半は、実際に起業をし、現在経営者として活躍している本学卒業生の宮下裕任氏、三ツ堀裕太氏らが講演を行いました。

 株式会社納豆で代表取締役社長を務める宮下氏は冒頭で、納豆に着目した理由は、「ツーリングが趣味の先輩から、『水戸へ行っても、何を食べていいか分からないため困る』と話しかけられたことがきっかけ」と明かしました。

 その後、通信会社にて勤務する傍ら同志を募り、「納豆男子」というプロジェクトを結成。納豆が知られていないアフリカで、1,000人に納豆を配ることに挑戦しました。この活動中に実施したアンケート結果から、「アフリカで納豆を広めることができる可能性を強く感じ、本格的に納豆へ取り組む決意が芽生えた。」と語りました。

 宮下氏は、参加者に対して「私たちは、好きなことを自由に選択できる時代に生きている。その上、日本は教育の基盤が強固であり、大変恵まれている環境にあると思う。起業を考えている方は小さなステップから、ぜひ一歩踏み出してほしい。」と想いを伝えました。

 続いて登壇したのは、株式会社ユニキャスト代表取締役の三ツ堀裕太氏。起業した理由については、「大学院在学時、趣味だったシステム開発ができるアルバイトを探したが、見つからなかった。考えた末、なければ会社を作ればいい!と思いつき、実行に移した。」と当時の経緯を語り、参加者を驚かせました。

 また、学生時代は仲間と共に好きなこと(PC製作や、車・バイクいじり等)に日夜没頭したことや、就活の時期には、次々に大手企業から内定をもらう友人に対し焦りを感じ、自分が何をしたいか分からず、将来に対して悩んだ時期があったことを明かしました。

 「もし起業を考えている方がいたら、自分は何を達成したいのか?また、本当に人生をかけられるか?ということを、一度よく考えてほしい。その上でやりたいことがあれば、勇気を持ってチャレンジしてほしい。」と想いを語りました。

 本セミナーの最後には、参加者が宮下氏、三ツ堀氏と直接話ができる場が設けられました。起業に関心がある参加者が、次々に両氏に質問をし、熱心にメモを取る様子が見られました。

参加者の質問に答える宮下 裕任氏(写真左)と三ツ堀 裕太氏(写真右)

 なお、今年1130日(土)には、いばらき創業10,000社プロジェクト事業の取り組みの一つとして、「茨城県学生ビジネスプランコンテスト2019」を開催いたします。

(詳しくはこちらをご覧ください)