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人社・古賀純一郎特任教授によるフェイクニュースについての概説本刊行

人文社会科学部の古賀純一郎特任教授(ジャーナリズム論)による新著『すべてを疑え!フェイクニュース時代を生き抜く技術』(旬報社)が、このほど刊行されました。

古賀特任教授と刊行した本

 昨今、事実ではない架空のニュース=フェイクニュースが、インターネットのSNSなどを通じて拡散され、国のリーダーを決める選挙や重要な政策決定にも影響を与える事態が生じています。
 本書では、それらのフェイクニュースの国内外の実例や定義、背景などを紹介した上で、私たちがフェイクニュースを見分けるための方法や心得ておくべきルールなどをわかりやすく解説しています。
 フェイクニュースが蔓延する背景として、本書では、①ポータルサイトなどのプラットフォームの責任の欠如、②混乱を狙ったロシアなどによるプロパガンダ(政治宣伝)、③ネットの特性であるアルゴリズムによるフィルターバブル/エコーチャンバー、④ネット広告の仕組みなどを挙げ、それぞれの事例とともに、関連の研究内容や政府・企業等による最新の対策の状況を紹介しています。
 その上で、フェイクニュースを見分けるための方法として、国内外のサイトを検索して関連情報や情報源にあたること、「釣り見出し」や過大なフォロワー数などの情報に違和感をもつことなどを提示。さらに、インターネット利用のルールや知的財産権の基礎知識などにも触れ、自分自身がフェイクニュースの発信者にならないよう注意を喚起しています。

 古賀特任教授は、「昨年(2018年)の沖縄知事選などでも見られたように、フェイクニュースによる混乱は日本でも身近な脅威となってきている。歴史を振り返ると、フェイクニュースの蔓延は全体主義の入り口にもなってきた。本書が目前のフェイクニュースに対峙するためのメディアリテラシーを身につけるきっかけになれば」と話しています。

書籍情報

  • 題名:すべてを疑え!フェイクニュース時代を生き抜く技術
  • 著者:古賀純一郎
  • 出版社:株式会社旬報社
  • 定価:1,400円+税
  • ISBN:978-4-8451-1587-7

(2019年4月24日)