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工学部知能システム工学科のロボコン、今年もロボットたちが熱い闘い

 1月24日、工学部知能システム工学科(2018年4月入学者から機械システム工学科に改組)の学生実験の成果発表の場として毎年実施しているロボットコンテストが、今年も開催されました。

ロボットコンテスト

 同学科では、知的なメカシステムの基礎であるメカトロニクス、デザインとマニュファクチュアリング、コンピュータ工学、ヒューマンインターフェースの各技術を理解し、知能移動ロボットの設計・製作ができるようになることを目的に、3年次の学生たちが1年近くをかけてグループで自走ロボットの製作を行い、年度終わりのロボットコンテストに臨んでいます。

 コンテストは、周回+直線のラインとゴールボタンで構成されたコースを使って行われます。周回コースを2周したあと直線を進み、赤いボタンをしっかり押してゴールランプを点灯させたら完了です。ゴールまでにかかった時間や、技術的な面などが評価ポイントとなり、最優秀賞である「知能システム大賞」が選出されます。

ロボットコンテスト

 今年のBコース(夜間主コース)のコンテストでは、アイディアに富んだ作品が数多くみられ、選考も大変困難でした。激論の結果、2つのチームが知能システム大賞を受賞することとなりました。

 そのひとつである「A班」のロボットでは、ゴールボタンを直接押すのではなく、ボールを投げて間接的に押すという仕掛けで、会場の喝采を浴びていました。印象的な音声出力とともに、「見た目にもこだわった」(メンバーの和田佑生さん)という言葉どおり、バスケットボール選手をかたどった外観からきれいな配線まで、見ている人を楽しませる工夫とサービス精神に満ちていました。

 また、F班のロボットは、ゴールボタンを押す機構として、大きさの異なる2つのビー玉を使いました。「2つの大きさが異なることでビー玉の落下する位置も異なり、ボタンがロボットから近すぎても遠すぎてもボタンを押すことができます」(メンバーの桧山莉生さん)というのは、なかなかのアイディア。最初のニアミスを挽回すべく、プログラムを調節しては何度も挑戦し、最後は無事にボタンを押せました。

 それ以外にも、ゴールボタン寸前まで左右前後のスキャン動作で近づき、ボタン押し動作の位置を変えながら数回繰り返して確実性を追求したロボット、3Dプリンタを大いに活用してゴールボタンをアームで包み込み真上から玉を落とす機構や自動車を滑り台から急降下させブザーを押す機構を載せたロボット、サーボモータの故障を逆に利用してビール缶を提げたボタン押し機構を常に振動させ酔った動作を表現したロボットなど、Aコース、Bコース共に全てのチームが学生実験を通して学んだ知識と技術を駆使し、それぞれのアイディアを創意と工夫で作り上げたロボットの走行を披露してくれました。

 学生のみなさん、お疲れ様でした!

(情報提供:茨城大学工学部、構成:茨城大学広報室)