イバダイ・ビジョン2030
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CONTENTSイバダイ・ビジョン2030

自律的でレジリエントな地域が基盤となる持続可能な社会の実現のために

<世界の俯瞰的理解と多様な専門分野の知の追究>
<多様な主体を結びつける結節点としての機能強化>
<持続可能な環境づくりのための先進的行動の展開>


 世界中を襲ったCOVID-19の拡大は、私たちの健康はもとより、社会のあり方についても多くの課題を投げかけました。日本においては、都市一極集中の脆さが露わとなり、デジタル技術の進展も伴って、社会機能の地方への分散がリスクの軽減と個人と社会の持続可能な発展をもたらし得ることが示唆されました。富とリスクが分散化する社会においては、多様な住民を支えるインフラの持続的発展と産業・文化の振興とをベースとした、自律的でレジリエントな地域社会の実現が不可欠です。
 そのような地域社会にあって、茨城大学はどのような役割を果たすべきでしょうか。
 第一に、世界を俯瞰的に理解して、顕在化していないものも含む住民の願いや課題を捉え、歴史やグローバル規模の課題と関連づけながら、科学的な見地からその解決・実現を図ることです。その営みを導く、世界の俯瞰的理解と多様な専門分野の知の追究が、茨城大学の学生・教職員双方にはまず求められます。
 第二に、社会の多様な主体を結びつける結節点であることです。特定の私的利益ではなく真理の探究を価値基盤とする大学は、住民、自治体、企業、団体など社会のさまざまな主体と、より良い社会を創るために、調和の取れた良好な関係を切り結ぶことができます。その立場を最大限生かし、社会の結節点としての機能を追究します。さらには、自律的・協働的・継続的に学び、成長する市民が、それぞれの生活の場で結節点となることで、ネットワークがさらに広がっていくことを期待します。
 第三に、持続可能な環境づくりのために行動することです。茨城大学はサステイナビリティ学の研究・教育において長年の実績を有しています。SDGs(持続的な開発目標)やカーボンニュートラルが国際協調による共通の目標として掲げられる中、茨城を核とした地域の豊かなリソースを最大限生かしながら、本学の強みとなる研究分野を育て、その成果を社会に還元・実装することによって、地球・地域社会の持続可能な発展を具体的に図ります。
 これらの役割を果たすべく、私たちは、2030年にこうありたいという姿について、教職員や学生との議論を経て、4つのビジョンと12のアクションで構成する「イバダイ・ビジョン2030」としてまとめました。このビジョンと、そこで展望されている社会像を、多様なステークホルダーと共有し、共感と参加に基づく開かれた大学運営を進めていきます。
 なお、私たちは社会の変化を捉えながら、このビジョンとアクションについても、進捗や社会的意義を検証し、ステークホルダーとの真摯な議論によって、逐次ブラッシュアップしていきます。

2021年3月 茨城大学

■イバダイ・ビジョン 2030■

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