創立70周年記念事業
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CONTENTS創立70周年記念事業

地域とともに70年。
今、新たなあゆみへ。

茨城大学は1949年5月31日、旧制水戸高等学校、茨城師範学校、茨城青年師範学校、多賀工業専門学校を統合した新制大学として産声をあげました。その後、1952年に茨城県立農科大学が合流して農学部となり、現在の骨格ができました。これらの歴史を通じて、本学は、地域とわが国を支える人材を輩出し、社会の知の拠点とあることをめざして進んできました。こうして社会の発展のために貢献し続けてきたことは私たちの誇るべき歴史です。

本学では、この創立70周年という節目を、自らのあゆみを見つめなおし、新たな大学の姿を探求する機会ととらえ、さまざまな事業を企画しました。

歴史を見つめる:茨城大学ビジュアル年表プロジェクト

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本学では、卒業生等のインタビュー動画や往年の新聞記事を通じて茨城大学の歴史を振り返る「茨城大学ビジュアル年表」を、茨城大学同窓会連合会からのご寄附、茨城新聞社のご協力により制作しました。

準備にあたっては、10人の学生を中心としたメンバーが、茨城新聞の過去70年分の縮刷記事を丹念に調査し、そのプロセスそのものが地域と本学の深いかかわりに触れるものとなりました。

また、第一期生を含む卒業生等へのインタビューも敢行。それぞれが茨城大学の思い出や、大学での活動や学びのその後の人生への影響、後輩たちへのメッセージなどを語ってくださいました。

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学修環境の充実で、学生がたくましく育つ大学を実現

各キャンパスの施設を整備するとともに、学生たちの国内外での主体的な学びを促す仕組みを新設。ハード、ソフトの両面から学修環境を充実させ、学生がたくましく育つ、学生中心の大学の実現に向けて取り組みを進めています。

水戸・日立・阿見 3キャンパスの施設を整備

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茨大生が一斉にはばたく 新たなチャレンジ「iOP」

学部3年次の夏休み~第3クォーターを、海外研修やインターンシップ、発展学修など主体的な学修活動を促す期間とする新しい仕組み「iOP(internship Off-campus Program)」が、今年秋から本学的に始動します。

多彩な研究の成果を、世界に輝く地域の力に

茨城大学は70年の歴史において、地域資源を最大限生かした量子線科学分野、国内外での学際的な活動に根ざした気候変動分野など、世界に輝く特徴的な研究分野を育ててきました。それらの多彩な成果を、世界に発信する地域の力としてこれからも活かしていきます。

そして未来へ―知の力を創造的な地域づくりに活かすビジョン

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創立70周年記念事業として、学問とは何か、茨城大学はどこに向かうのか、といった問いに"学問"のように向き合い、茨城大学のビジョンを構想する「みんなの"イバダイ学"プロジェクト」を展開。2018年12月に実施したシンポジウムでは、オックスフォード大学の苅谷剛彦教授をゲストに招き、学内外から集まった約150人の方々と大学のあり方について議論を展開しました。その議論をもとに「イバダイ学からの仮説」として発表したビジョンにおいては、知がもつダイナミズムを創造的な地域づくりに活かす駆動役としての「イバダイ」像を掲げました。

関連事業

2019年5月25日、創立70周年記念式典を開催

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5月25日(土)、茨城大学水戸キャンパス講堂で創立70周年記念式典を開催し、多数の同窓生と各界で活躍される皆様をお迎えしました。

第一部では三村信男学長が、未来へ向けた本学の新たなあゆみを表明したあと、永岡桂子文部科学副大臣(大臣祝辞を代読)、大井川和彦茨城県知事、永田恭介筑波大学長、外山彬茨城大学同窓会連合会長より祝辞をいただきました。

チアリーディングサークル「Cherry's」の華麗なパフォーマンスで幕を開けた第二部では、佐川泰弘副学長が本学の歴史と将来ビジョンを発表。最後は会場全員で校歌を斉唱し、70周年を祝しました。

本学教育学部・島田裕之教授の協力によりロゴマークを作成

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創立70周年記念事業ロゴマークは、本学教育学部の島田裕之教授の協力により制作しました。大学のロゴマークのコンセプトやカラーを活かしながら、同時に未来へ向けたイメージを表現しています。

なお、茨城大学創立70周年記念事業の実施にあたり、各同窓会組織、卒業生・修了生、教職員、企業・法人等多くの方々からご賛同いただき、これまでにあたたかいご支援と多くのご寄附を賜りました。寄附額は2019年3月末時点で8700万円を越えており、現在もお申し込みをいただいている状況です。本記念事業へのご支援は、3キャンパスの整備や各チャレンジ、プロジェクトへ充てさせていただきました。皆様からの多大なご支援に心より感謝申し上げます。