工学部の鵜野将年准教授が宇部興産学術振興財団 第58回学術奨励賞を受賞

 工学部電気電子工学科の鵜野将年准教授が、宇部興産学術振興財団による第58回学術奨励賞を受賞しました。今回の奨励事業では日本全国の大学ならびに研究機関より177件の応募があり、13件に対して学術奨励賞および渡辺記念特別奨励賞が授与されました。

 対象となった研究は、再生エネルギーシステムや電動車両等の電源システムの簡素化と低コスト化を目的に、複数台の電力変換器(コンバータ)の集約を可能とする「マルチポートコンバータ」の開発に関するものです。マルチポートコンバータは電源システムで必要となる複数台のコンバータを部品点数を削減しつつ1台へと統合するものであり、電源システムならびに電力変換回路の簡素化と低コスト化を同時に実現可能な画期的な電力変換技術です。

鵜野将年准教授が宇部興産学術振興財団 第58回学術奨励賞を受賞
鵜野将年准教授(後列左から4人目)

受賞研究テーマ

 多電源システムにおいて複合台コンバータの統合を実現する「マルチポートコンバータ」の開発

 再生エネルギーシステムや電動車両等では複数の電源から構成される多電源システムが採用されています。多電源システムでは電源の数に比例した複数台の電力変換器(コンバータ)が必要となるため、システムが複雑化ならびに高コスト化する傾向にあります。本研究では、異種のコンバータの類似回路構成部を共有させることで、回路素子を削減しつつ複数台のコンバータの統合が可能な「マルチポートコンバータ」の開発を行います。部品点数を大幅に削減しつつ複数台の電力変換器の機能を1台で達成可能であるため、電源システムや回路構成の劇的な簡素化と低コスト化が期待できます。

  

(2018年6月19日)