教育学部・田原敬講師が日本聴覚医学会奨励賞を受賞

 教育学部の田原 敬 講師(障害児生理学研究室)が、第15回一般社団法人日本聴覚医学会奨励賞を受賞しました。2017年10月18日~20日に福岡県で行われた第62回日本聴覚医学会総会・学術講演会において授賞式が行われ、田原講師が受賞口演を行いました。

 この賞は、同学会の雑誌Audiology Japanに掲載された論文の中から、若手研究者による優秀な論文を対象に贈られるものです。田原講師による「聴覚障害者における環境音の聴覚イメージに関する研究―聴取経験と聴覚イメージとの関係に着目して―」では、聴覚障害者が「犬の鳴き声」や「車のクラクション」についてどのような聴覚イメージを有しているかという点について、実験心理学的手法を用いて検討しました。本研究からは、障害の程度にかかわらず、聴取経験の多い環境音に対して明瞭なイメージを有することが明らかになり、幼少期から豊富な聴取経験を積ませることを意識した関わりの重要性が示唆されました。

田原講師のコメント

Audiology Japanは憧れの雑誌でしたので、このような賞をいただき非常に光栄に思っております。今回は基礎的な研究でしたので、これらの知見が教育現場や臨床現場にどのように応用できるのかという点について検討することで、聴覚障害児者のきこえを豊かにするための一助になればと思っております。

tabaru1.jpg賞状を手にする田原講師(中央)

 

tabaru2.jpg受賞口演の様子

(2018年3月22日)