「茨城大学1dayキャンパス in 守谷」を開催 本学として初の試み

 茨城大学は11月4日(土)、茨城県守谷市の守谷市中央公民館で「茨城大学1dayキャンパス in 守谷」を開催し、県内外から約100人が来場しました。国立大学協会との共催による平成29年度大学改革シンポジウムにも位置づけ、本学として初めての試みとなりました。

 「1dayキャンパス」は、茨城大学が様々な地域や学校へ出向き、教育・研究等の活動への興味を喚起し、理解を促す企画を展開するもので、今年度よりスタートしたものです。今年9月、農業を資源とする地域づくりの取り組みを進める守谷市と、茨城大学農学部との間で連携協定が締結されたことから、それを記念して「1dayキャンパス」の第一弾の舞台を守谷市とし、テーマとして「農&食のグローバル化への地域のチャレンジ」を掲げました。

 ステージイベントは、同大農学部の農業系サークル「楽農人(らくのうど)」の代表を務める中山大暉さんの司会で進行。グローバル規模で食品材料の開発・販売を展開している不二製油グループ本社株式会社社長の清水洋史氏を迎えたスペシャル講義では、大豆からチーズなどの新たな加工食品を作る同社の技術や、国内外の市場での販売戦略を事例に、社会の持続可能性に対する食ビジネスのあり方が紹介されました。

 また、本学農学部の宮口右二教授と、本学卒業生でコメの大規模農業経営に取り組んでいる有限会社横田農場の代表・横田修一氏がリレーミニ講義を担当。さらに一般社団法人もりや循環型農食健協議会の伊東明彦氏と本学農学部の小松﨑将一教授を加えたメンバーによるパネルディスカッションを通じて、茨城県内の農業の6次産業化をめぐる現状や課題などについて意見を交わしました。質疑応答では、市内在住の参加者から遺伝子組み換え大豆をめぐる質問が寄せられ、活発な議論となりました。

 その他会場では、留学生や海外研修を体験した日本人学生がホストを務める「イバダイ体験コーナー」や、地元の農産品の販売ブースも展開しました。

 参加いただいた皆様からは、「茨大のイベントを守谷でもっと開催してほしい」「農を発展させるには地域の連携が欠かせないと思った」などの感想が寄せられ、おおむね好評でした。

 「茨城大学1dayキャンパス」は、今後県内の高校などでも実施する予定です。

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(2017年11月16日)