平成29年度学長学術表彰

 茨城大学では、先進的又は独創的な研究を行っている研究者の特筆すべき研究成果を称え、その研究成果と研究内容を学内外に広めることによって教員の研究意欲の向上を図り、もって大学の研究の活性化と更なる発展を目指すことを目的として、学長学術表彰を行っています。
 平成29年度は3名が優秀賞を、4名が奨励賞を受賞し、三村信男学長から受賞者へ表彰状と記念品が贈呈されました。
 2017年11月29日(水)に、水戸キャンパスにおいて、各表彰者による記念講演会を行う予定です。

学長学術表彰(優秀賞)

受賞者所属・氏名 研究業績 主な受賞歴

工学部 教授

五十嵐 淑郎

「超微量分析を志向する新規な化学反応の発見と分析システムの創成」

超微量分析が実現できる特異的かつ革新的な化学反応を見出し、基礎研究とともに高感度・高選択的な分析システムを構築、微量分析の分野での先導的な役割を果たした。
日本分析化学会 「日本分析化学会賞」(2016年9月)

工学部 教授

呉 智深

「高度化された繊維複合材料による構造物の総合性能向上と長寿命化に関する独創的な理論構築と革新的技術開発」

高度化された繊維複合材料による構造物の総合性能向上と長寿命化に関する独創的な理論構築と革新的技術開発を推進した。
建設に関する繊維複合材料国際学会「IIFCメダル賞」(2016年12月)

工学部 准教授

那賀 明

「超大容量レイヤ統合トランスポートシステムの研究開発」

超大容量レイヤ統合トランスポートシステムの実用化により、社会基盤であるNWインフラの大幅な経済化、省電力化、高度化に貢献した。
電子情報通信学会「電子情報通信学会業績賞」(2016年6月)

学長学術表彰(奨励賞)

受賞者所属・氏名 研究業績 主な受賞歴

人文社会科学部 准教授

鈴木 俊晴

「労働者の傷病と産業医の関与についての法政策」

傷病に陥った労働者の就労可能性を適切に判断するために、フランスの制度を参照しつつ、産業医制度および産業医の関与の在り方について考察を行った。
日本労働法学会「日本労働法学会奨励賞」(2016年10月)

理学部 准教授

大橋 朗

「超臨界二酸化炭素を抽出媒体とする新規な分離・検出系に関する研究」

有機溶媒のかわりに超臨界二酸化炭素を抽出媒体に用いる種々の超臨界二酸化炭素/水二相系を構築し、分析化学の視点から多くの優れた研究を行った。
日本溶媒抽出学会「日本溶媒抽出学会奨励賞」(2016年11月)

工学部 准教授

榎本 忠夫

"A study on viscous properties and small strain characteristics of undisturbed gravelly soils"

研究事例が極めて限られている不撹乱礫質土の粘性の特徴や微小ひずみ領域での剛性を明らかにした。
地盤工学会「地盤工学会研究奨励賞」(2017年3月)

工学部 講師

辻村 壮平

「複数人による知識創造活動を行う会議に及ぼす室内音環境の影響」

オフィスで行われる知識創造のための「会議のしやすさ」に対する音環境の影響を明らかにした。
日本建築学会「日本建築学会奨励賞」(2017年5月)

29年度学長学術表彰者

三村学長と受賞者6名(左から鈴木准教授、大橋准教授、那賀准教授、三村学長、呉教授、榎本准教授、辻村講師)
※五十嵐教授は欠席。

(2017年10月31日)