大学院農学研究科M1の海老原諒子さん、環境微生物系学会合同大会で優秀ポスター賞受賞

 大学院農学研究科修士課程1年の海老原諒子さんが、2017年8月29日~31日に東北大学川内北キャンパスで開催された環境微生物系学会合同大会2017において、優秀ポスター賞(学部・修士課程部門)を受賞しました。

 環境微生物系学会合同大会2017は、微生物研究の広範な分野をまたがる学際領域からの情報発信を目指して、日本微生物生態学会、日本土壌微生物学会、環境バイオテクノロジー学会、日本菌学会および日本微生物資源学会が主催学会となり開催され、日本・アジアの国々から1307名の大学生・研究者が参加しました。海老原さんは、農学部4年在学時に研究した三宅島火山噴火の土壌生態系調査の成果を発表。今回、関連集会を含めて発表された合計681題の中から12題のポスター発表に優秀ポスター賞【学部・修士課程部門】が授与され、海老原さんも受賞しました。

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受賞を喜ぶ海老原さん

発表題目

Colonization of Burkholderia groups on the rhizosphere of the Miyake-jima pioneer plant

ポスター発表の概要

2000年三宅島火山噴火により噴火以前の植物-土壌生態系が消失した雄山の植生回復と植物が生育する火山灰堆積物中の化学性状と植物根圏の微生物叢を調査した。三宅島火山噴火後に生育するパイオニア植物のハチジョウススキは、炭素・窒素含量の低い(ともに約0.1 g/kg)火山灰堆積物上に生育し、このパイオニア植物の定着時期および噴火後の植物群集の発達段階の異なる2つの地点の根圏細菌叢の組成は異なるが、Burkholderiaグループの細菌種は共通してパイオニア植物根圏に定着していることを明らかにした。

(2017年9月29日)