茨城大が講座提供で協力 「いばらき農業アカデミー」開講

 農業の技術や経営について学ぶ「いばらき農業アカデミー」がこのほど開設されました。茨城大学農学部も参加機関として講座の提供などで協力しています。5月19日(金)に水戸市内で開講式が行われ、久留主 泰朗 学部長が出席しました。
 いばらき農業アカデミーは、経営や生産技術に関する学びの場を産学官の連携で創出し、経営感覚に優れた農業経営者等を育成することを目的に開設されました。茨城大・筑波大・東京農業大といった大学のほか、茨城県立農業大学校や農業・食品産業技術総合研究機構、JAや民間企業などが講座のプログラムを提供します。
 このうち、本学農学部は、食品衛生についての講座を秋に開講する予定です。今年度改組を行った農学部は、新設した食生命科学科を中心に、高いレベルの加工・管理技術を実践的に学ぶ環境を整備しつつあります。講座では、EU等で採用されている食品の安全管理指針であるHACCPについての知識・技術も学ぶことができ、久留主学部長は「茨城県内における食品加工の技術を底上げしてグローバル市場への製品輸出を促進し、地域の農業を豊かにする一助になれば」と意気込んでいます。
 開講式には橋本 昌 茨城県知事も出席し、「これまで複数の機関で行っていた農業者育成のプログラムを統一的に展開する取り組みだ。茨城大学などの大学やJA、企業などの各機関が提携しながら、若い人にとっても農業が魅力あるものにし、茨城の農業を日本一にしたい」と述べました。

「いばらき農業アカデミー」学長を務める三輪 睿太郎 日本農学会長
参加機関の一員として茨城大学農学部の久留主学部長も登壇

(2017年5月22日)