農学部・小松﨑将一教授が日本農業工学会賞2017を受賞

農学部附属フィールドサイエンス教育研究センターの小松﨑 将一教授が、日本農業工学会賞2017を受賞しました。
日本農業工学会賞は、農業工学分野の学術や事業等に特に優れた業績を上げた個人に授与されるものです。
小松﨑教授は、農学部附属フィールドサイエンス教育研究センターの圃場で長年にわたりカバークロップを利用した農作業システムに関する研究を実施しており、今回はこれに対する業績が評価されたものです。
2017年5月16日に東京大学弥生キャンパス中島董一郎記念ホールにおいて、表彰式および受賞講演会が行われました。

表彰式の様子

受賞業績

カバークロップを利用した農作業システムに関する研究

受賞理由

本研究は、我が国における持続性の高い農業生産方式を構築する基本技術としてカバークロップ利用に注目し、これらを導入する具体的な農作業体系を明らかにするとともに、カバークロップを導入した農作業システム構築のために必要となる具体的なデータを圃場実験により収集し解析している。また、カバークロップ利用の先進的農家の事例分析や国内外での共同研究を通して、カバークロップ利用技術の普及と更なる研究の深化へ積極的に貢献している。これらの一連の研究は、農作業、農業機械、土壌、作物栽培、雑草、土壌生物および有機農業などの視点から、カバークロップ利用に関して総合科学的に検討を進め、研究成果の適応性も提示しており、農業生産現場での検討が遅れていたカバークロップを導入した農作業研究に先鞭をつけたもので、高く評価できる。本研究成果は、農作業の合理化技術の改善等に大きく寄与する実践的な研究として学術的な価値もきわめて高い。

関連リンク

茨城大学農学部附属フィールドサイエンス教育研究センター

(2017年5月18日)